ゴルフスイング
オリオット
安定したスイングに導く!?ボールラインの描き方と使い方
ボールに描くラインや絵柄は、工夫次第でいろんな効果が期待できます。
・個性的な絵柄やラインは他のボールと識別でき、誤球(2打罰)を防ぐ
・ボールラインを目標に合わせてセットすれば、正しいアドレス・アライメントにつながる
・好みの絵柄やラインは心を和ませ、心理的に落ち着く
・正しいスイングをイメージできるようにラインや絵柄を描いておけば、スイングの安定につながる
・・・etc
このような効果を期待したボールラインの例と使い方をご紹介します。
2つのテンプレートを組み合わせてボールラインを描く
市販のボールマーカーのテンプレートを組み合わせて描いたボールラインの例です。
青のラインは目標方向に合わせるための“ターゲットライン”、黒のラインはターゲットラインと直交する“フェースライン”、赤のラインはリズムとヘッド軌道を連想させるために描いた“リズムライン”と、仮に呼ぶことにします。
“リズムライン”は、テンプレートでは左右の2本線ですが、この例では手前右側の直線を3分割して描いてあります。
これは、バックスイングのリズムの3拍子、スイングテンポ3(バックスイング):1(フォワードスイング)と、クラブフェースの開閉軌道を意味しています。
このような“リズムライン”は自分だけに通じるものですが、それを見て自分本来のスイングがリマインドできれば(リマインダーになれば)いいわけです。
もし、好みのキャラクターがリマインダーになるのであれば、その絵柄をボールに描いておくことも考えられます。
“リズムライン”で自分のスイングをイメージする
まず、“ターゲットライン”を目標に合わせ、クラブフェースを“フェースライン”に合わせれば、クラブフェースは自動的に目標方向を向きますので正しいアドレスができます。
スイングは、リズムとテンポを一定にするほうが良いので、アドレスした時に“リズムライン”を見て、自分のスイングリズムとクラブヘッド軌道をイメージするようにします。
グリーン上でパッティングラインや距離合わせにばかり集中していると、スイングリズムやテンポのことを忘れてしまいがちになるので、この“リズムライン”を見てリマインダーにします。
実際のスイングでは、多かれ少なかれクラブの開閉(イントゥイン)は必ず起きてしまうので、インパクトでクラブフェースを“フェースライン”と平行になるように戻し、“ターゲットライン”に沿ってクラブフェースの開閉を使いながらストロークするようにします。
“ターゲットライン”がストレートに見えるようにティーアップする
ドライバーなどでティーアップする場合、アドレスした時は斜め方向からボールを見ることになるので、“ターゲットライン”が歪んで見えます。
これが気になる場合は、“フェースライン”の赤道周りに少し回転させてボールをティーアップすれば、アドレスした時に“ターゲットライン”がストレートに見えるようになります。
今回紹介したボールラインの使い方は一例にすぎませんが、自分なりにいろいろと工夫しながらラインや絵柄を描けば、スイングの安定やスキルアップに役立つかもしれません。
参考にしてみてください。