ゴルフクラブ
ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)
ゴルフクラブの呼び名を知ろう
初心者にとってはウッドとアイアンくらいしか区別が付かないものですが、クラブ1本1本にはそれぞれ呼び名がつけられていたのはご存知でしょうか。
ゴルフだけでなく様々な分野で「アンティーク」が見直されていて建築では「エイジング」を施したり、食事では「エイジングビーフ」という塾生肉が流行っているのですから、この機会にちょっとだけゴルフの歴史に触れて奥深さを知ってみてください。
クラブの種類
ご存知だとは思いますがコースで使用できるクラブは14本までと制限されています。
現代ではウッドやユーティリティーを2本~5本くらいとパターとアイアンで14本を構成される場合が多いです。
技術開発が進みユーティリティだけでなく様々なクラブが開発されて販売され使用されています。
進化を続ける限りより一層クラブの種類が多様化して自分が使いたいクラブを選ぶことも頭を悩ませる状況となりました。
アイアンだけでなくウッドも数字とアルファベットの組み合わせで表記され呼ばれることが多くなったのはこういったことからかもしれません。
アイアンにも呼称がある
最近ではアイアンを呼称で呼ぶことはほとんどなくなりましたし、呼称があることすら知らないゴルファーも多くなってしまったのは残念なことです。
しかし過去には1本1本に名前が付けられていました。もちろん現在でも呼ばれることもあるクラブもありますが、言葉すら聞いたことないものもあったりします。
過去には下記のようにクラブは呼ばれていました。
1W ドライバー
2W ブラッシー
3W スプーン
4W バフィー
5W クリーク
1I ドライビングアイアン
2I ミッドアイアン
3I ミッドマッシー/サミー
4I マッシーアイアン/ジガー
5I マッシー
6I スペードマッシー
7I ベニ―
8I マッシーニブリック
9I ピッチングニブリック(ニブリック)
10I ニブリック
と呼ばれていたんです。
※地域や年代などで呼び方に変化があったようで上記が正しいということではありません
呼び名に意味があった
クラブの呼び名には語源というか意味があったようです。
全ての呼び方に語源や意味があったとは思いますが現在では全てが伝わっていないのが残念です。
2wブラッシーは「真鍮」
4Wバフィーは「地面をたたく」
5Wクリークは「鍋用の鉤」
5Iマッシーは「こん棒」
6Iスペードマッシーは「鋤」
10Iニブリックは「つぶれた鼻」
など形や用途などから呼称がつけられていたそうです。