ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
オーバースイングを治す方法を教えます(その1)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、オーバースイングを治す方法を述べさせていただきます。
オーバースイングで悩んでいて、なかなか治らないのならば、少し違う理論に挑戦してみたら新しい世界が開けるかも知れませんよ。
オーバースイング
ゴルフの悩みで多いのが、オーバースイングの悩みです。
私が直接レッスンをしますと、オーバースイングは2~3回のレッスンで治ります(私本人は、オーバースイングを解消するのに5年掛かりました)。
ゴルフは、いいスコアを出すことはもちろん、格好のいいスイングでプレーできれば最高のスポーツであり娯楽です。
しかし、いいスコアを作っていくのにオーバースイングに利点はほとんどありません。
オンプレーンに振れているオーバースイングならば、まだ活路はありますが。
シャフトクロスなどでプレーンから外れたオーバースイングでは、スイングが安定しませんので、強く叩けるかも知れませんが安定はしません。
オーバースイングでいいスコアを安定して出すことは、余程高い身体能力を持っていないとできません。
プロでさえオーバースイングやシャフトクロスでは長い間活躍できません。
スイングが不安定では、練習量の少ないアマチュアではいいスコアは出せません。
プロの練習量でも、オーバースイングではいい状態を維持できないのです。
ましてアマチュアで、膨大な練習時間を確保するのは無理です。
コンパクトでフラット系のトップ
今回は、そのオーバースイングの解消法をレクチャーさせていただきます。
スイングのタイプとしては、フラット系のスイングにしたほうがオーバースイングを解消するには早く習得できますので、今回はオンプレーンでフラット系のトップの作り方をレクチャーさせていただきます。
オーバースイングが解消できない方の多くが、高いトップを作り、縦振りのスイングを目指しているのではないでしょうか?
高いトップを作るためには、強い腕の力と、不安定なトップからボールを打つ身体能力が必要です。
高いトップは、両脇が開く形になります。両脇が開けば体との一体感が失われ、これも不安定なトップになってしまう要素です。
普通の方で上記のような難しい作業ができる方は、相当に身体能力の高い方です。
ウエイター
●高いトップの反対は低いトップ(フラット系のスイング)
●脇が開くの反対は、脇が閉まる
です。
この両方を兼ね備えるトップの形が「出前持ちスタイルのトップ」です。
昔から言われているので、皆様も聞いたことがあると思います。
昔から言われていて、いまだに聞く言葉にはやはり何らかの真実や成功体験があるから残っているのです。
私も長い間ゴルフを教えてきましたが、オーバースイングの解消には「出前持ちスタイルのトップ」を作ることがとても効果的だと思います。
次回は、実際に「出前持ちスタイルのトップ」の作り方と練習方法を述べさせていただきます。
上級者や上級者を目指す方に向けて本を書きました題名は「ゴルフスイング上級編ピンを狙う」です。
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レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。