ゴルフスイング
PAR RUSH 01
この時期のラフは要注意!〜上達シリーズ第35回
芝が枯れていた時期から、季節はすでに初夏となり、最高気温を更新する日もあるなど、暑くなってきており、芝は日々元気になっています!
見た目に短く刈ってあるようなラフでも、決して甘く見てはいけません。
プロでも、長いクラブを持つと、ミスとなるような状態になっています!
すでに、ラフは厳しい状況だと意識しましょう!
ラフが寝ていてフェアウェイよりもやさしかったような冬の時期のことが頭に残っているこの時期のラフの対応は、適切な判断が必要です!
一般的には、夏のラフ対策を考えることが多いですが、新緑のこの時期には、すでにラフは強くなっています!
また、頭の中でラフが弱々しく寝た状態を覚えているため、甘く見て打ったら「あれ? 出ない。どうしたんだろう!」と頭が真っ白になってしまうことになります。
これがさらなるミスを誘発することになるのです。
距離を欲張らずに、とにかくラフからの脱出が第一です!
女子プロのトーナメントを見ての感想で、友人が「プロもラフを渡り歩くミスをしていた」と言うのです。
アマチュアが犯す、ラフで長いクラブを持って、ミスでまたラフという状況があったということです。
さすがにトッププロはなかったようですが、あまり有名でないプロがこのようなミスをしていたと言うのです。
このようなプロのミスは、私たちが日頃観ているテレビ中継にはあまり映りませんが、トーナメント仕様のセッティングのせいとも言え、アマチュアなら、もっとミスをする可能性があります。
この時期のラフでも、その状態をしっかり確認して、少しでも厳しいと感じたら短いクラブを選択すること、そしてまずは脱出してフェアウェイに戻し、フェアウェイの良いライから打てる状態を確保することを最優先に考えましょう!
無理をせずに、ラフも1打罰だという風に、謙虚に受け止めることが好結果を生むことも!
無理をせずに、厳しそうなラフは1打罰だという認識で、とりあえずラフを脱出して、次打に賭けましょう!
このような賢明な判断をすると、ご褒美として好結果となることがあると思います。
少し長いパットが入ったり、場合によってはピンそばなんてこともあります!
ラフに悩まされて、スコアを崩すようなことにならないように、くれぐれも注意したいものです!