ゴルフスイング
ライドマン
マネジメントの要、選択基準が大切なレイアップを知ろう!
常にピンやグリーンを狙うだけがゴルフではありません。
時には、無理にグリーンを狙わずに、次のショットが打ちやすい場所、勝負しやすい距離に刻んでいくことが必要となる時もあります。
この、俗に言う「刻み」のことを英語で「レイアップ」と呼ぶのですが、最近ではテレビ中継などでも「レイアップ」を使うプロが多い気がします。
今回は、この「レイアップ」について、選択の基準が大切になってくるこのプレーを、細かく説明していきましょう!
レイアップとはいったいどんなプレー?
選択の基準がとても大切になってくる、レイアップについて説明していきましょう。
レイアップとは、グリーンまで距離を残したショットの場合、無理に狙わずに次のショットが打ちやすいところを狙って距離を抑えていくことを指します。
自分のショットの飛距離や正確性などを考慮して危険だなと感じ、グリーンを狙わないと決めた時に行うのです。
この判断は自分にしかできないため、選択の基準が大きく左右してきます。
自分の判断がすべてを決めていくため、ここぞの決断が重要になっていきます。
レイアップすべき場面とはどういうケースなのか?
レイアップとは自分で判断するものと言いましたが、やはり選択の基準が欲しくなるものです。
そこでレイアップすべき場面というのを考えていきましょう。
一番はライが悪い時です。
ライが悪いとなかなか自分の思った距離を出すことができません。
そこでレイアップを判断し、次のショットにかけるようにします。
また、残りのヤードが不明確な場面でもレイアップすべきと言えるでしょう。
早くグリーンに乗せたいと思って無理に狙うよりも、安全なところにボールを置いていくほうが結果的にスコアがまとまってきます。
レイアップする時のクラブの選択は?
レイアップとは、先ほども述べたように距離を抑えて安全なところに置いていくショットです。
そのため、クラブの選択の基準は短いクラブが多くなります。
決して距離を出していくわけではないため、確実に刻めるクラブを選んでいきましょう。
少しでもグリーンに近いところにと欲を出していると、レイアップの意味がありません。
より安全なところを簡単に狙っていくために、9番やピッチングウェッジといった容易に打てるクラブを選択していきましょう。
自分の出せる距離を明確にできていれば、より合ったクラブを選べるようになるでしょう。
レイアップすることの効果とは?
レイアップとはスコアを悪くするものではありません。
ゴルフにおいてスコアをまとめるということは、非常に重要で、しかも難しいことです。
無理にスーパーショットを狙ってしまうと、失敗した時には大叩きが待っていますし、その後のホールにも影響していくことがほとんどですが、レイアップを選択することでスコアが大きく崩れることを防ぐことができます。
結果的に、スコアがまとまってくるのです。
選択の基準が難しいですが、安全にホールアウトしたければレイアップをより選んでいくことがオススメです。
レイアップとは何かについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
選択の基準は、自分で決めることが大切です。
迷った時にはレイアップを選択するほうが良い結果になることが多いと思います。
スコアをまとめていく楽しさを知っていきましょう!
上掲は3番ウッドでティーショットするアン・シネ選手です(動画)↓