ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
フォーム作りの次は自分にあったリズム・テンポの発見だ!
こんにちは、ゴルフコーチの宮下芳雄です。
今回は、ゴルフスイングでのリズムとテンポについて記事を書きました。
ちなみに私のリズムは3拍子で、ゆっくりとしたテンポのスイングをしています。
今回の記事でGridge読者の皆さんが自分に合ったリズムとテンポの発見ができたとしたらうれしいです。
ではご覧ください。
目次
あなたはリズムとテンポの違いを説明できますか?
じつは私も最初はリズムとテンポの違いが分からずにいました。
リズムとは拍子のことを言います。
例えば、「ワン、ツー(2拍子)」「チャー、シュー、メン(3拍子)」などのことなんですね!
そしてテンポとはリズムの速さのことを言います。
じつは同じ2拍子でも速い2拍子と、遅い2拍子があるんですね!
ゴルフのスイングではこのリズムとテンポを、どんな状況でも一定にできると安定したスイングができると言われています。
そして安定性が高くなるとミート率が上がり、結果としてアベレージ飛距離が伸びたり、方向性もアップしたりします。
良いショットを打つには正しいフォーム作りに加えて、リズム、テンポも大切なのですね!
自分のスタイルにはどんなリズム(拍子)が合うのか?
ずばり初心者ゴルファーさんには、3拍子がおすすめです。
スマートフォンの無料メトロノームアプリを使ってみても面白いと思います。
もしお持ちでない人は「イチ、ニー、サン」などと、声に出しながらスイングをしてみてください。
そしてゴルフ経験があったり、フォームが安定している人は「イチ、ニー」「イチ、ニー、サン」などいろいろなリズムを試してみましょう。
ボールを打ちながら行うと、そのリズムの違いにより打球の結果が変わることに気づくはずです。
自分に合ったテンポの見つけ方はどうしたらいいの?
次はテンポについてです。
最初にも説明をしましたが、テンポとはリズムの速さのことを言います。
体が硬い人は速いテンポが合うと言われています。
男子プロゴルファーのスイングテンポが速いのは女性に比べて体が硬いことが理由の一つなのです。
反対に体が柔らかい人は遅いテンポが合います。
ジュニアゴルファーや女性ゴルファーなど、体の柔らかい人は大きくゆっくりしたスイングのほうがパワーを増やしやすくなると言われています。
つまり自身の柔軟性に合わせてスイングテンポを合わせることが重要なのです。
フォーム作りができたら、次は自分にあったリズム・テンポの発見だ!
多くのゴルファーはフォーム作りに多くの時間を使います。
フォーム作りをすることはとても重要ですが、リズムやテンポを自分に合ったものに変えることによりショットの質が大きく変化することがあります。
とくに緊張する場面(朝一番、ドラコンホール、OBのホールなどなど)でリズムが変わってしまったり、テンポが速くなってしまった経験がある人は、リズム・テンポをあらためて見直してみましょう。
練習はしっかりしているんだけど、イメージするショットが打てないと悩んでいる人は、この記事で書いたことを実践してお悩みを解決してくださいね!
ではまた次回Gridgeでお会いしましょう!