ゴルフスイング
PAR RUSH 01
グリーンの芝目を気にする!〜カップ周りを見れば芝目が分かる!?
新緑の季節を迎えて、芝が元気になってきました。
フェアウェイやラフも緑になりつつありますが、グリーンの芝も元気に伸びる季節となりました。
ゴルフで最も大事なパッティングで、傾斜を読むこととともに、グリーンの芝目を読まなければならないコースもあります。
そんな大事な芝目を読む方法を伝授しましょう!
どんなコースに行ったら、芝目に注意しなければならないか?
山が近いコースに行くと、必ず芝目を意識しなければなりません。
関東近郊で、芝目が特にきついのが、河口湖周辺の富士桜カントリー倶楽部、鳴沢ゴルフ倶楽部、河口湖カントリークラブなどのコースで、これらは富士山が強く影響しています。
また、日光の男体山に近い日光カンツリー倶楽部や、那須のホウライカントリー倶楽部も、パッティング時に芝目の影響を強く受けます。
平野部のベントグリーンのコースではそれほど芝目を意識しなければならないコースはありませんが、キャディー付きのラウンドでは、芝目があるかどうかを確認することが必要です!
これを怠ると、上りなのに転がってしまう、逆に下りなのに転がらない、ということになり、スコアを崩す原因になります!
ベントグリーンよりも、高麗グリーンは芝目を読むことが大事!
一般的に、ベントグリーンよりも高麗グリーンのほうが、芝目の影響を受けやすいということが言えます。
ベントグリーンでは、前述した一部のコースや、高麗グリーンをベントグリーンに替えたグリーンを除いては、それほど芝目を気にする必要はありません。
しかし、高麗グリーンでは、確実に芝目がパットに影響します。
従って、高麗グリーンでプレーする際には必ず芝目に注意して、グリーンに上がったら、グリーン全体の色を見たり、花道とグリーンの境目で芝の目を見て、確認をするようにします。
確実に読めなくても、見ただけでも違います。
また、最初に打つ人の転がりで逆目だと「ザ、ザ〜」と音がしますので、これにも注目しましょう!
芝目を読む方法とは?
さて、芝目を読むことはなかなか難しいことです。
しかし、ホールをよく観察してみると、カップ周りの芝の削れ方で、芝目が読み取れます!
右の写真は違いが分かりやすいように拡大してあります。
カップの上下を比べて下さい。写真の下側は切り口が崩れて見えて、上側はきれいに揃っています。
この状態だと、写真上側から下側へ順目だということが分かります。
このように、カップの切り口を切ると、芝目が分かるということを覚えておくと、パットでのタッチが合って、カップインの確率が高くなります。
皆さんも、ぜひ芝目を読んで、スコアアップに取り組んでください!