ゴルフスイング
keiman
アプローチショットは再現性が命!抜群に効果的な『練習方法』4選!
スコアを大きく左右するアプローチショット。
アプローチショットと一言でいっても、50ヤードもあれば5ヤードもあり、求められる飛距離や弾道はさまざまです。
アプローチショットを攻略するコツは、状況に応じた打ち分けのデータを蓄積し、再現できるようになること。
アプローチの感覚を体でしっかりと覚え、実戦で再現できるようになる効果的な練習方法をご紹介します。
1.距離感を養う練習方法
アプローチの距離感を養うための練習方法の1つに、練習場にある距離表示の看板を利用する方法があります。
例えば50ヤード看板を目標にし、初めは5ヤード、次は初めの打球を少しだけ超える距離、その次はさらに少し長い距離……。
50ヤード看板まで届く間にどれだけ細かく刻みながらたくさんの打球を打てるかやってみましょう。
前の打球を超えることができなければ、1打目に戻ってやり直しです。
この練習をすることで、ターゲットまでの距離を正確に打ち分ける振り幅の感覚がつかめます。
2.ティーアップして打つ
安定した距離感でアプローチを打つためには、常にクラブフェースの芯でボールを打つことが必要です。
この感覚を養うのに有効な練習方法が、ティーアップしたボールを打つ方法です。
ボールを低めにティーアップして、芯に当てることを意識しながら打ってみてください。
はじめは、クラブフェースがボールの下をくぐって思ったように飛ばなかったりして、意外と難しさを感じると思います。
スイングの軸がぶれてしまうと芯に当てることができません。この練習を繰り返すことで左足体重・ハンドファーストの安定したインパクトが自然と身に付きます。
※アイアンを使用したティーアップ練習を禁止している練習場もあります。
その場合は、マットの左端(右利きの場合)にボールをセットしてボールだけを打つ練習をしましょう。
カツッっという乾いた音がしていたら、上手く打てている証拠です。
3.自宅でもアプローチ練習はできる
自宅で行える練習方法もあります。
▽パターマットを使う
パターマットを使って、アプローチウェッジ(AW)などのクラブでチップインを狙う練習をしてみましょう。
転がす感覚でゆっくりとスイングし、方向性と距離感、芯に当てる感覚を体に記憶させましょう。
▽練習用ネットを使う
“アプローチネット”などと呼ばれる、ネットに標的が付いた器具を使うこともできます。
小さなスイングでボールを芯でとらえ、一定の高さにボールを上げる練習ができます。
▽素手ボール投げ
ボールをクッションなどに向かってアンダースローする練習方法もあります。
素手でボールを投げることで、距離感や力加減を体感的につかめるのです。
上掲の動画は、左足下がりを想定した練習です。
4.利き手一本で行うドリル
アプローチの感覚を体得するための代表的な練習方法に、利き手1本でスイングを行う反復練習法があります。
ターゲットを決め、利き手1本でクラブを持ったら、ターゲットまでの距離に合わせてショットしましょう。
クラブヘッドの重さを感じながらダウンスイングをすることが大切です。ことさらに力を込める必要はありません。
同じポイントにヘッドを振り下ろし芯で打つだけで、打球が同じ軌道を再現することが練習の中でわかってくると思います。
いかがでしたか?
アプローチショットで大切なことは、感覚を体に叩き込んで、どんな場面でも同じようにショットを再現できるようになることです。
ご紹介した練習方法も、そういったことを目的にしたものですから、ぜひ参考にしてください。