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Gridge編集部

古江彩佳が“62”の猛チャージ!全英女子オープンの前哨戦で米ツアー初V!

メジャー大会となるAIG全英女子オープンの前哨戦と位置付けられる米女子ゴルフツアーのトラストゴルフ スコットランド女子オープン(7月28~31日、スコットランド・ダンドナルドリンクス 6494ヤード パー72)で、古江彩佳が通算21アンダーの大会新記録でツアー初優勝を飾りました!

6連続を含む10バーディの猛攻で大逆転!

3日目を終え通算7アンダー、首位と4打差の9位タイで迎えた最終日、古江のドライバーショットはフェアウェイをとらえ続け、アイアンはピンに絡み続け、パッティングも決まり続けました。

スタートホールで幸先よくバーディを奪うと、6番ホールからは怒涛の6連続バーディ。最終組で首位を走っていたセリーヌ・ビュティエ(フランス)が13番でボギーを打って後退するのをしり目に、古江は15番、17番、18番と上がり4ホールを3バーディでフィニッシュ。通算21アンダーという大会新記録でクラブハウスリーダーとなり、後続を待ちます。

結局ビュティエがその後も伸ばせず、終わってみたら2位に3打差を付ける圧勝。米ツアー参戦16戦目にして、ついに初優勝を飾りました。

翌週のメジャー大会、AIG全英女子オープンへ最高の形で弾みを付けて乗り込むことになった古江。日本人女子4人目となるメジャー制覇への期待が高まります。

畑岡は7位、笹生は24位タイ、渋野は予選落ち

古江と同じく11アンダー7位タイで最終日を迎えた畑岡奈紗は、68と4つスコアを伸ばすも15アンダー7位、3アンダー48位タイからスタートした笹生優花は6つ伸ばして9アンダー24位タイで大会を終えました。

渋野日向子は、2位に入ったロッテ選手権(4月)以降8試合で、今大会を含む5試合(米女子ツアーのみ)で予選落ち、棄権1試合と調子が上がってきません。

過去相性のいいメジャー大会かつ、歴代優勝者として参戦するAIG全英女子オープンでの巻き返しに期待したいですね。