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もーりー
成田美寿々が鮮やかな逆転優勝!〜ヤマハレディースオープン葛城 〜
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
日本女子ツアー第5戦の『ヤマハレディースオープン葛城』。
ツアー屈指の難コースである葛城GC山名Cでの4日間大会は、予選カットラインが+7、4日間をアンダーパーでホールアウトしたのがたった4人という我慢合戦となりました。
そんな激戦を通算−5でまとめて逆転優勝したのは成田美寿々選手でした。
圧巻の最終日最終ホール
日本女子ツアー第5戦の『ヤマハレディースオープン葛城』。
4日間大会に加えて、難コースとして有名な葛城GC山名Cのタフなコンディションということもあり、最近ハイスコアでの優勝争いとなることが多い女子ツアーでは珍しい我慢合戦となりました。
そんななかで最終日に激しい優勝争いを繰り広げたのはアン・ソンジュ選手と成田美寿々選手でした。
最終日のスタート時には後続に4打差をつけていたアン選手がスコアを伸ばせないなか、バーディーを重ねた成田選手が中盤に逆転。
しかし成田選手が1打リードで迎えた17番ホール。
ここでアン選手がロングパットをねじ込んでバーディーを奪い、土壇場で首位に並びます。
勝負の行方は最終18番のロングホール(パー5)に持ち込まれましたが、ここで圧巻のショットを見せたのは成田選手でした。
ティーショットをフェアウェイど真ん中に豪快に運ぶと、残り232ヤードのセカンドショットを5番ウッドでグリーンオンさせました。
さすがにイーグルパットは決まりませんでしたが、続くバーディーパットを冷静にカップイン!
通算−5で見事な逆転優勝を果たしました。
“夢のお告げ”でパットが劇的改善!
今シーズンは初戦からパッティングに苦しんでいた成田選手。
3パットどころか4パットを喫する場面も見られるほどのパッティングの不調ぶりでした。
しかし今大会はパッティングが劇的に改善されていたのです。
成田選手のパッティング改善には2つの変更があり、その1つめはパターグリップでした。
成田選手のパターには中尺パター用の太いグリップが挿されていましたね。
そして2つめはクロスハンドグリップでのストロークへの変更でした。
そして驚くべきは、この2つの変更はなんと成田選手が見た夢がきっかけだったこと。
その夢に出てきたのは元世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーン選手(タイ)。
夢のなかで、彼女に自身が使うパターを勧められたそうで、これを“夢のお告げ”だと信じて、思い切って変更に踏み切ったことが奏功したのだそうです。
“夢のお告げ”が劇的な逆転優勝につながるなんて、とても面白いとは思いませんか?
4日間大会に強いショットメーカー
これでツアー通算12勝目。
このうち4日間大会での優勝が今回を含めて6勝となりました。
ツアー屈指のショットメーカーであり、身体能力も非常に高い成田選手には、タフな4日間大会が向いているのかもしれませんね。
課題のパッティングがこのまま上向くようなら、間違いなくツアーの主役に躍り出そうな成田選手。
今後の活躍に期待しましょう!
それでは今回はこのへんで。
それでは、また!