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【簡単】実は難しくない グリップ交換は自分でやってみよう【安上がり】
こんにちは、ライターのとやです!
皆さんグリップ交換やってますか? 工房やショップに持ち込む方、さらにはグリップ交換なんかやったことないよ、なーんて方までいるでしょう。
グリップ交換って実はけっこう簡単で、さらには自分でやれば工賃がかからないため安上がりなんですよね。
先日グリップ交換したときの様子を撮影しましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
グリップ交換に必要なのはこれだけ!
まずはグリップ交換に必要な道具を見てみましょう。
○グリップ交換用両面テープ
○溶剤
○新品のグリップ
必要になるのはこの3つです。
グリップカッターというグリップをカットする便利な道具もありますが、ハサミで代用可能なため用意するかどうかはお好みでどうぞ。
いずれもゴルフショップや工房、インターネットで購入可能です。
両面テープは「ゴルフ用」として販売されているものにしたほうが後々の作業を考えると無難です。
粘着性に関しては問題ありませんので、ゴルフ用以外のものでも使用はできます。
センター合わせ+グリップカット
まずグリップをカット! と行きたいところですが、最初にグリップの位置を合わせるための作業を行います。
グリップの真ん中には目印がありますので、グリップを少しめくってマジックで小さく印を入れます。これでグリップの位置合わせが簡単に。
次に古いグリップをカットしていきましょう。
グリップの元は指で簡単にめくれ上がるので、そこからハサミを入れていきます。
ライターとやの自宅にはグリップカッターなどという道具はありません。
なので裁縫に使われるリッパーという道具を使ってやっています。
強度的に非常に不安なので、少しずつ切り離していきます。
最後のグリップエンドの部分はリッパーでは難しいため、ここだけハサミを入れてでき上がり♪
古い両面テープをはがそう
意外に面倒な作業がこれ。グリップがついていた部分には古い両面テープがこびりついています。
比較的新しいものなら取りやすいんですが、なかにはぴったり張り付いて取れないものも・・・。
ドライヤーを駆使してキレイにはがしていきます。
グリップ交換で一番時間が取られるのがこの工程かもしれません。
両面テープがはがれたら、用意した溶液でシャフトを軽く噴き上げて残った粘着面をキレイにしておきましょう。
溶剤が乾いたら、手で触って粘着テープが残っていないか確認します。これでツルツルしていれば大丈夫です。
両面テープを貼り付ける
グリップ部分に両面テープを貼り付けていきます。
このとき両面テープの貼り方が2つあります。「縦巻き」と「らせん巻き(写真)」があって、どちらで貼っても大丈夫です。
簡単なのは縦巻きで、グリップの長さより少し短くテープを貼るだけです。
らせん巻きは逆にちょっと手間がかかるんですが、グリップ全体を均一に両面テープで貼る手法なので仕上がりがきれいになります。
ボクはきれいに巻いてあると気持ちいいので(笑)らせん巻きにしています。
一つ注意しておきたいのが、シャフトは中が空洞になっています。スチールシャフトの場合、ここから雨が侵入すると内側から錆びる原因になるので両面テープで塞いじゃってください。
余談ですが、同じ理由で、パターのグリップエンドにマーカーを差すと、せっかくふさいでいる穴をマーカーで破ってしまってそこから水分が浸入してしまうので注意しましょう。
溶剤をグリップの中と両面テープに
両面テープの粘着力を一時的に抑えるために、溶剤をスプレーしていきます。
まずはグリップの中から。
グリップエンドをふさいでからグリップ内にスプレーし、その後差し込み口を手でふさいだら、グリップ内部全体に行き渡るように上下左右に振っていきます。
続いて両面テープ部分にも溶剤をスプレーします。
新しいグリップを挿入!
ここまで準備が整ったら新しいグリップを挿入するだけです。
グーっと力を入れていくとニュニューッ、と入っていきます。擬音が満載ですみません(汗)。でもこの表現が一番しっくりくるんです。
初めてグリップ交換をしてみると、これがなかなか気持ちいいんです。ぜひ体感してみてください。
ここで最初にマークしておいた、センターの印を合わせます。
グリップが少し歪んでいる場合もあるので、グリップをにぎにぎして馴染ませておきます。
これでグリップ交換のでき上がり♪
あとは溶剤が乾くまで待つのみ
あとは溶剤が乾くのを待つだけです。
ね、簡単でしょ?
溶剤が乾くのに早くて2~3時間とも言われますが、季節によっても変動します。
無難なのは一晩くらい待つこと。これならオールシーズン大丈夫ですからね。
ボクはいつも夜にグリップ交換をします。で、次の日の朝には使えちゃうっていう感じでやっています。
慣れればなんてことない作業ですから、ぜひやってみてはいかがでしょうか。