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100切りのシナリオを作ろう!~クラブセッティングは5本で組み立てる!?
100切りには、いいショットを増やすことも大切ですが、ミスを減らことも重要になります。
そこで、できるだけミスを減らし、100切りを達成するためのシナリオ(例)を考えてみます。
【100切りのためのスタッツ】ダボオンホール≦4、3パットホール≦4を目標にする
100切りには「全ホール、ボギーオンを目指せ」とよく言われますが、100切りを目指すゴルファーにとって、これはいいショットを増やさなければならず、リスクも大きくなります。
そこで、次のようなスタッツ目標を設定して、これをクリアするための方法を考えるようにします。
(1)ダボオン(※)以上のホールを4ホール以下に減らす
(2)3パット以上のホールを4ホール以下に減らす
※ダブルボギーオン。パーオンより2打多くグリーンに乗せること。パー4なら4オン
最近ラウンドしたスコアカードがあれば、(1)(2)のホールがいくつあるか数えてみましょう。
もし、スコアカードの記録を見ても(1)(2)がわからない場合は、わかるように記録したほうが良いでしょう。
(1)(2)の両方を同時にクリアできれば100切りは可能です。
ミスの許容範囲を決め、“ここまでのミスなら許せるが、これ以上のミスは許せない”というスタッツを決めて取り組むようにします。
【クラブセッティング】クラブは5本で組み立てる
クラブセッティングは、5本で組み立てるようにします。
(1)ウッド系
ドライバー、スプーン(3番ウッド)、クリーク(5番ウッド)の中から1本選びます。
ドライバーよりはスプーン、スプーンよりはクリークのほうが安全ではないかと思います。
主にティーショットで使います。
(2)ユーティリティ系
4番、5番、6番のユーティリティの中から1本選びます。フェアウェイ、もしくはラフからのショットはユーティリティを中心に使います。
ユーティリティであれば、多少ダフリがあってもソールが滑ってボールは前に進んでくれます。
(3)アイアン系
7番、8番、9番のアイアンの中から1本選びます。主にランニングアプローチに使います。
(4)ウェッジ系
PW(ピッチングウェッジ)、AW(アプローチウェッジ)、SW(サンドウェッジ)の中から1本選びます。
主にグリーン周りにあるバンカー用で、ボール手前の砂をウェッジのソールで叩き、一発で確実にバンカーから脱出できるようにします。
(5)パター
距離を合わせやすいパターを選びます。
それぞれのクラブ系列で、ロフトによる飛距離の使い分けを考えるより、どれか1本に決めて使うほうが安全です。
【コースマネジメント】ハザードを確認してから打つ
どんなショットでも、ボールを打つ前に必ずハザード(障害物)を確認してから打つようにします。
ハザードの例としては、(クロス)バンカー、グラスバンカー、OB、池、林、木、谷、川、などです。
打ち方を変える必要はなく、ハザードは避け、ハザードには届かないクラブを選んで打つようにします。
積極的にグリーンを狙う必要はなく、できるだけグリーン手前の花道からランニングアプローチで寄せるようにします。
グリーンでは、上り・下り・スライス・フックラインの読みと距離合わせだけに集中します。
ラウンドが終わったら、ダボオンホールと3パットホールがいくつあったかを数えます。
ミスの原因を分析し、次のラウンドに活かすようにします。
これを繰り返すことで、100切りが近づいてきます。
参考にしてみてください。