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飛太郎
【僕はこれで乗り切った!】ゴルファーの大敵・腰痛と距離を置く方法
こんにちは! 飛太郎です。
だいぶ以前に、腰痛の仕組みと一般的な原因などを記事にさせていただきました。
今回は、スーパー・ヘルニア・ゴルフ野郎の飛太郎が、どのようにしてうまく腰痛と距離を置いたか、ご紹介します(笑)。
よく「ケガと付き合っていく」って言いますけど、僕は招かざる友人とはぜひとも距離を置きたい派なので(笑)。
もちろん「気合と根性で治した!」なんて荒療治ではなく、ちゃんと理学的にまとも(?)なお話なので、よかったらどうぞ♪
ストレッチと腰痛体操
オーソドックスな対処法ではありますが、あなどるなかれ! ですよ。
これもずっと以前に記事に挙げましたが、ストレッチの力はスゴイんですから。
個人的な意見で恐縮ですが、僕は筋トレにかける時間と同じくらいの時間を、ストレッチにかけても良いと思っています。
もちろん、ラウンドや練習の前後も忘れずに!
腰痛予防にも有効ですが、もしも腰痛持ちになってしまった事後でも、ストレッチは有効です。
マッケンジー体操を始めとする、俗に言う「腰痛体操」は、多くの医療関係者も勧めています。
その中で、僕が一番腰痛に効果があったと感じるものを二つご紹介します。
時間は5分もかからず、そしてとってもカンタンですので、ぜひやってみてください。
【その1】
1. 仰向けに寝そべって、ヒザだけ体操座りのように立てます。
2. 立てた両ヒザを、そのまま左右にゆっくり倒します。
3. それを交互10秒ずつ、数セット繰り返します。
もう一つはもっとカンタン! 時間のない方は起床時などにやってみてください。
【その2】
1. 寝そべった状態で、手で両ヒザを抱えます。
2. そのままグ~っと胸まで抱え込みます。
3. 数秒置いてまた最初の位置までヒザを戻し、同じ工程を繰り返します。
いかがでしょう? めっちゃくちゃカンタンですが、効果は保証します!
その日一日が変わりますよ。
これを3ヶ月くらい毎日繰り返していたら、僕はヘルニアはほとんど引っ込んじゃいました。
「デルマトーム」などを活用し、病理の知識を深める
これは僕自身、今も学びの途中ではありますが、大いに役立ったと強く感じるものです。
例えば、あってはならないことですが、もしあなたが不幸にして腰椎椎間板ヘルニアと診断されてしまったと仮定します。
何もわからぬまま徒(いたずら)に不安を募らせ、痛みにさいなまれる毎日を送ることを想像してみてください。
僕はそれを「地獄の苦しみ」だと思いますし、事実そうでした。
それを緩和・解消するために医療機関があり、医師が存在するわけですが、それだけではきっとあなたの不安のすべては、取り除けないことでしょう。
なぜなら、その患部はあなたの目に「見えない」わけですから、一体何がどうなって痛むのか、痺れるのか、まるで暗闇で手探りするような不如意(ふにょい)さに強いジレンマを感じるはず。
医師は専門知識を用いて、現状をMRIやCTを元に判断し、究極は客観的に対応するのみです。
つまり、正体の定かならぬ痛みと不自由さに頭と心を悩ませるのは、他ならぬご自身だけなのです。
ご自身の身体がどのような状態と診断されたのか、そしてどのような症状が現れているのか。
何がどうなっていることが原因で、それを緩和させるためにはどうすれば良いのか。
それらを客観的に、ご自身で把握する必要があると僕は実体験を元に考えています。
罹(かか)ってしまったケガも病気も、それを悔やんだり憂いたりするだけでは、何も解決しません。
もう二度と同じ轍(てつ)を踏まぬよう、あなた自身が「知識武装」する必要があるのです。
幸いなことに、今はネット社会、とても便利な世の中です。
表題に挙げた「デルマトーム(皮膚感覚帯)」などを検索し、活用すれば、例えば突出してしまった椎間板がどの辺りの部位なのか、皮膚感覚帯に現れる痺れや痛みの場所から辿ることができます。
温泉などで温熱療法を図るとしても、ただ腰が痛いからとまんべんなく温めるより、例えば右足の親指側に痺れが出ているから「S1・L5(腰椎の部位名称)」付近の血行を集中的に促す、など。
取り得る対処法を増やすことが有効であり、必要だと考えるのです。
医師に頼るのはもちろん大切ですが、問診の際にあなたが「親指側が痺れます、L5付近に異常があるのでしょうか?」と医師に告げることができるだけで、より正確で適切な処置が打ちやすいというメリットも生まれます。
また、腰痛と一口に言っても、それが「坐骨神経痛」とくくられる場合、股関節症由来のものなのか、梨状筋症候群なのか、それだけでもまったく日常における意識度合いが変わってきます。
※この場合、股関節とお尻といった部位の違いがあるわけです。
主題で僕は、「招かざる友人」と表現しましたが、ケガや病気なんてぶっちゃけ「敵」ですよね(笑)。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です。
思い切って「寝具」を変える!
たまにテレビでも、寝具の通販CMやってますよね。
有名なアスリートが出てきて、「私もコレを愛用しています!」って。
でも、寝具って本当に重要なんです!
ケガを負って、長く苦痛を味わったからこそ言えるんですが、本当に重要です。
あ、何も僕は寝具メーカーの営業マンではありませんのでご安心を(笑)。
なぜ、寝具が重要なのか。
以前の記事でチラっと書きましたが、僕ら人間にはいついかなる時でも「重力」がかかっています。
それは、当然のことながら「眠っている間」もです。
むしろ眠っている間こそが一番厄介で、無防備に重力にさらされながらも、僕らは寝返り以外に何の抵抗もできないんです。
その状態で長時間眠るわけですが、そこに今度はいわゆる「体圧」がピンポイントに偏ってかかってしまいます。
特に、神経が密集する首から腰に掛けて、つまり脊椎の周囲に圧がかかるのが一番悪い。
戦闘準備が整っている状態で圧がかかるならまだしも、卑怯なことにこちらが夢の中にいる間に、「彼ら」は好き放題やってくれるわけです……。
なので、僕は優しい家内の強いススメがあって、ちょっとお財布に無理して高反発のマットレスを購入しました。
購入以前は、眠った翌日に襲ってくる痺れや痛みを恐れ、わざと睡眠時間を削っていたくらいでした。
でも今はそのマットレスのお陰で、信頼して布団に入ることができています。
ただし、一概に「高反発が良い!」とは断言できません。
なぜなら、ケガの状態や症状、部位などは人によってさまざまだからです。
そして同じ症状の人同士であっても、スプリングコイルが良い人もいれば、身体がしっかり沈み込む方が良い人もいるので、よくよく吟味する必要性がありますのでご注意を!
腰痛だけでなく、何らかのケガや疾病でお悩みの方。
寝具コーナーでじっくりと、あなたに合った寝具を選んでみてはいかがですか?
きっとあなたの一助になりますよ。
そして最後に、「ストレスをできるだけ軽減する!」
腰痛のメカニズムは、実はまだ解明の途上にあるそうです。
もちろん、現代医学・科学両側面の進歩によって、原因の究明は飛躍的に進んでいます。
しかし、です。
Aさん・Bさんという、二人の同程度のヘルニア患者がいるとしましょう。
Aさんは寝ても覚めても痛みにさいなまれているにも関わらず、Bさんはケロっとして痛みなど感じない、というケースも多いんです。
つまり、病理学的には同じ状態でも、その症状の度合いは一様に断定できないわけですね。
それに加え、腰痛には「ストレス」が密接に関係しているとも言われています。
ストレス社会の現代、そしてその上に腰痛が襲ってきてるのに、「ストレスを減らしましょう」なんて言われて、どうしろって言うんだ! と思われるかもしれません……。
そうおっしゃりたい方、わかります、わかりますよ本当に。
叶うのであれば、そんなあなたと肩を抱き合って、頷き合って泣きたいくらいですから。
大好きなゴルフもできない、それどころか歩くのだって辛い。
そんな言葉にできない苦しみ、悲しみ。
文字通り、痛いほどにわかります。
だけど、僕らにはまだできることがたくさんあります。
上記した「腰痛と距離を置いた方法」は、まだほんの一部です。
ですから、どうか悲観しないでください。
それをストレスに思うのは仕方のないことですが、見えない・わからないものに必要以上におびえるのは、決して良いことではありません。
きっと良くなる。
どうか、そう信じてください。
だってホラ、無茶ばっかりやって再起不能になった僕でも、今こうしてゴルフを楽しませていただきながら生きてますよ!
この記事に限らず、多くの情報があなたの腰痛をきっと遠ざけます。
新しい確信、発見があり次第、またすぐに発信致します!
それではまた! ヘルニア卒業生代表・飛太郎から魂を込めて。