ライフスタイル
亜月
アベレージゴルファー必見!シングルプレーヤーになるためのスコアの縮め方
アベレージゴルファーという言葉に明確な定義はありませんが、平均的なスコアがおおよそ100前後のゴルファーを指しているケースが多いようです。
そんなアベレージゴルファーと、80を切るか切らないかというシングルプレーヤーには大きな壁があります。
そこでアベレージゴルファーがシングルプレーヤーになるためにはどうやってスコアを縮めていけばいいのか、まとめてみました。
ぜひ参考にして、スコアアップを目指してください!
目次
アベレージゴルファーとシングルプレーヤーの違い
アベレージゴルファーとシングルプレーヤーの違いは、1ホールにつきたった1打です。
100前後でラウンドするアベレージゴルファーと80を切るシングルプレーヤーには、打数で20ほどの差があります。
しかし、1ラウンドが18ホールなので、1ホール1打つずつ削っていけばシングルプレーヤーの仲間入りが見えてきますよね。
1ホールにつき1打。この差は大きく感じますか、それとも小さく感じますか?
アベレージゴルファーとシングルプレーヤーの間には、多くのゴルファーがひしめき合っていて、その違いが決して僅差ではないこともわかります。
アベレージゴルファーは、まずはどうしたら1ホールにつき1打縮められるかを考えてみましょう。
何が得意で何が苦手なのかを把握する
アベレージゴルファーがシングルプレーヤーになるためには、自分が何が得意で何が苦手なのかを把握し、それに沿った練習をすることが大切です。
なんとなく練習しているというゴルファーは、なかなかアベレージゴルファーからの脱却が難しいでしょう。
自分の得意なショットが理解できれば、得意なショットで勝負できるようにラウンド中に戦略を組み立てられます。
逆に苦手なショットを極力避けるというマネジメントもできるようになるのです。
シングルプレーヤーと言っても、ドライバーやアイアン、アプローチ、パターなどそれぞれ得意なショット・苦手なショットは違います。
得意と苦手、これを理解すればコースの攻略、また練習に割くメニューを決定しやすくなるのです。
1打を大切にする
ゴルフには基本的に2回目がないため、目の前の1打を大切にしましょう。
ショット前にはライや打つ方向、風向き、着弾点付近のハザードなど確認するポイントがたくさんあります。
ついつい、なんとなく打っていませんか?
たった1打と思えば大した差ではないかもしれませんが、これを全ホールでやり切るとなれば、小さなミスが命取りになります。
120から1打削るのと、80から1打削るのとでは、1打の重みが違うことは理解できるでしょう。
ですから、打つ前には情報を一度頭の中で整理して、腹を決めて1打1打集中することが大切です。
その積み重ねが、ゲーム中の明暗を分ける場面で差となって現れるのです。
ドライバーの平均飛距離を伸ばす
ドライバーの平均飛距離を伸ばすことで、シングルへの道はぐっと近づきます。
ドライバーショットが伸びれば伸びる程、次打のショットが短くなるからです。
これまで長い番手で狙っていた距離を、1つ短いクラブで狙えるようになるだけでもショットの成功率が大きく上がります。
安心してしっかり飛ばせるドライバーをチョイスして、ドライバーの飛距離を伸ばしていきましょう。
ドライバーの選び方と考え方
ドライバーは飛距離が大切だと言いましたが、ここで使用するドライバーの選び方と考え方について見てみましょう。
シングルプレーヤーを目指す上で、ドライバー選びにおいて大切なポイントは「ティーショットで大きなミスをしない」という点です。
ドライバーの飛距離を伸ばす、と言っても一発の飛距離を伸ばすのではなく、平均の飛距離が伸びなければ話になりません。
スコアメイクの上では、会心のショットなら250ヤードが出るけど右にも左にも大きく曲がるドライバーよりも、安定して220ヤードを打てるドライバーに軍配が上がります。
ドライバーは飛距離のロスが少なくスイートスポットが広いものを選ぶといいでしょう。
安心できるドライバーの選び方と考え方は?
ティーショットは安全な場所へ!
ティーショットは安全な場所へ運ぶことを意識しましょう。
ゴルフコースの設計者はコースに様々な罠を仕掛けています。
例えば、ドライバーの着弾点付近に池などのハザードを配置していたり、左右が非常に狭くなっていたりなどです。
ティーショットで無理をしてOBを出してしまえばそれだけでスコアをいたずらに積み重ねてしまうことになります。
ドライバーを飛ばした先がトラブルになりそうな可能性を秘めていれば、そこは避け、飛距離が落ちてもスプーンやクリークでティーショットを行う方法も選択肢に入れましょう。
クラブセッティングは飛距離の階段を意識して
シングルプレーヤーになるためには、クラブセッティングは番手ごとの飛距離差が階段状になることを意識しましょう。
飛距離の階段がバランス良くできていると、あらゆる距離に対応しやすくなり、コース攻略上有利になります。シングルプレーヤーを目指すには欠かせない要素の1つと言えます。
クラブセッティング次第でこの課題は解消できるので、見直してみてください。
特にウッドとアイアンの間の飛距離には「飛距離の谷間」ができやすいので注意が必要です。
ユーティリティを上手に活用しよう
クラブセッティングで重要な役割を占めるのがユーティリティです。
ミスショットしやすいロングアイアンの代わりに選ぶ人が増えています。
ショートウッドとロングアイアン両方のメリットを併せ持つユーティリティは、使いやすいクラブです。
全体のバランスを見ながら、ユーティリティを上手に使ったクラブセッティングを取り入れてみてください。
ユーティリティを選ぶ際は、シャフト選択に注意が必要です。
ユーティリティのシャフトには、フェアウェイウッドよりも重く、アイアンと同じか少し軽いシャフトを選ぶと、クラブセット全体の流れが良くなります。
ウェッジの精度を上げる
シングルプレーヤーになるために、ウェッジの精度を上げてアプローチ上手になりましょう。
ゴルフが上手い方にアプローチが下手な人はいません。
アプローチと言えばウェッジが活躍するショットですので、ウェッジの精度アップが欠かせません。
シングルプレーヤーを目指すため、ウェッジの選び方にも目を向けてみましょう。
ウェッジは距離だけじゃなくバンスにも注目しよう
ウェッジはロフト角ばかりが注目されがちですが、バンス(バウンス)にも注目しましょう。
バンスの大小によって、使いやすい場面が変わってくるからです。
通常のショットやアプローチで使いやすいウェッジもあれば、バンカーで威力を発揮してくれるウェッジもあります。
冬の薄い芝やベアグラウンドからはバンスの小さいもの、ふかふかのバンカーや元気な夏ラフからはバンスの大きいもの、という選び方がいいでしょう。
またウェッジは、フェースを開いて使うとバンスが効くように設計されています。
なので、フェースを開いたり閉じたりして使いたいという人はバンスが小さめのウェッジを、できるだけシンプルに、あまりフェースを開かずに使いたいという人は、バンスが大きめのウェッジを選ぶといいでしょう。
使いやすい場面によってウェッジを揃えておけば、あらゆる状況でのショットに対応できるようになります。
クラブセットには、ウェッジを3本から4本入れるのがおすすめです。
距離の階段や自分の打ち方、よく行くコースのバンカーの砂質などを参考にして、最適なセッティングを見つけてください。
ウェッジはアイアンからの流れを意識する
ウェッジは主にアプローチ用に使われるため、ショートアイアンからの流れを意識しないという人も多いようですが、クラブセッティングの一環として、流れの意識は大切です。
自分のピッチングウェッジのロフト角から、ウェッジを揃えると良いでしょう。
メーカーや種類によって変わりますが、現在のピッチングウェッジは、ロフト角45度前後のものが多いです。
<3本体制の場合>
52度、56度、60度
50度、54度、58度
50度、56度、60度
<2本体制の場合>
52度、56度
52度、58度
50度、56度
上記はあくまでも例ですが、ウェッジセッティングの参考にしてください。
1度刻みでロフト角を選べるモデルもありますので、自分が使いやすいロフト角を探してみてください。
パッティング技術を磨く
パッティングが上達すれば、スコアは大きく縮まります。
シングルプレーヤーの中には、1ラウンドあたりのパット数が30以下という方もいます。
パッティングを武器にして、苦しい場面でもパーが取れるゴルフを展開できればシングルへの道は近いでしょう。
攻めるパットと守るパットを使い分けて
グリーン上では、攻めるパットと守るパットを使い分けるようにしましょう。
強気のパットでぐいぐい押していくことも悪くありません。
ど真ん中から強い球足でカップインさせるのは非常に気持ちが良いものです。
しかしそれだけではパット数は減っていきません。なぜなら、攻めた結果大オーバーしてしまい、3パット、4パットなんてこともあるからです。
大切なのは攻めと守りのバランスです。
上りのラインで強気に狙っていい場面、下りのラインでまずはカップ周りに寄せたい場面など、いろいろなケースがあるはず。
状況に応じて、攻めるパットと守るパットを使い分け、パット数を無駄に増やさないようにしましょう。
パット数を減らすコツはアプローチにあり
実は、パッティング数を減らすコツはアプローチにあります。
アプローチでグリーンを狙う場合、上りのパットが残るように打つと良いのです。
もちろんOKがもらえるようなアプローチが最高ですが、毎回そうはいきません。
成功すればピンに絡むように、失敗してもワンパットが狙えるような場所にボールを置いていきましょう。
ピンを強気で狙い、成功し続ければ良いですが、上手く行かないとパット数が増えてしまいます。
距離はそこそこでも上りを残すこと。
アプローチを寄せたいと思っても、アプローチを打つ前にこの考えを頭に浮かべ、冷静に上りのラインを残すようアプローチしていきましょう。
自分の「得意」を伸ばしてシングルプレーヤーになろう
シングルプレーヤーになるためには、自分の「得意」を伸ばすことが大切です。
ドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、アプローチ、パッティングなど、シングルプレーヤーはそれぞれ自分の得意を持っています。
苦手を克服することも大切です。
しかし、自分の強みを持つことで自信が付き、自信のあるショットを中心に戦略を組み立てることができるようになります。
意外なことかもしれませんが、スコア90前後でラウンドする人と、シングルプレーヤーのショット力の差は、それほどありません。
なので、ある程度のショット力が身に付いてしまえば、アベレージゴルファーからシングルプレーヤーへ変わるきっかけは、ほんの些細な考え方だけかもしれません。
大きな壁に思えるかもしれませんが、小さなことから改善していき、シングルプレーヤーを目指してみてください。