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女子高生のメジャー制覇に垣間見えた、新しい取り組みと可能性! 

今年の日本女子オープンを、大いに盛り上げてくれたアマチュア勢。

最近のジュニアゴルファー達の活躍は、とどまるところを知りません。

仕事柄、多くのジュニアゴルファーを見てきました。今、女子ツアーで活躍している、若手プロの多くのジュニア時代を見ています。

すごいな!と思う反面、ジュニアを育てていく上での様々な問題を目にする事もあり、複雑な心境になる事もあります。

でも、今回の畑岡奈紗選手の優勝、3日目に単独首位に立った長野未祈選手の活躍、そこに垣間見えた周囲の取り組みに、ゴルフ界の新しい可能性を感じました。

ジュニアゴルファーを育てる大変さ!

今の時代、ゴルフだけでなくスポーツ全般、芸術全般、色んな事が低年齢化してきていて、世界を目指そう(目指させよう)と思ったら、ジュニアの頃から本人も周囲も本気で取り組まないと太刀打ちできないような状況になってしまいました。

例えば、ジュニアゴルファーのランキング上位に入っている選手なんかは、試合の多い時期になると、連戦に次ぐ連戦でホテルを転々とする日々を送っている子も多く、その面だけ見ても問題は山積しています。

ルネサンス高等学校?

アマチュアゴルフ競技の全国決勝、東日本決勝ともなると、そうそうたる名門ゴルフ部のジュニア達が参戦してきます。

そんな中、最近、聞いた事のない変わった学校名を耳にする事が何度かありました。そう、畑岡奈紗選手が在学しているルネサンス高等学校です。

ネットで検索してみてびっくり!通信制の高校で、スポーツや芸術、芸能などの分野で、本気で目指している子供達が数多く在学し、それをサポートしている学校でした。

すでにプロトーナメントに何度も出場し、全米女子オープンにも出場した澤田知佳選手(在学中)や、昨年のプロテストを5位で通過した竹山佳林選手も同高の卒業生でした。

前述のように、ゴルフと学業の両立というのは、ジュニア育成で常に問題となる課題。

以前からある通信制高校とは、設立目的自体が違うルネサンス高校のように、新たな選択肢が増えているのはとても素晴らしい事だと思います。


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中嶋常幸プロ?

優勝した畑岡奈紗選手、3日目まで単独首位だった長野未祈選手、2人のジュニアゴルファーを教えていたのが中嶋常幸プロでした。

「ヒルズゴルフ トミーアカデミー」って?

『ヒルズから世界へ!』をキャッチフレーズに、宍戸ヒルズ、静ヒルズを所有する森ビルと中嶋常幸プロがタッグを組んで、ジュニアの育成に本気で取り組んでいます。

ジュニア育成に取り組んでいるティーチングプロは数多くいますが、ゴルフ場と一体となって本気で取り組んでいるというのは、あまり聞いた事がありません。

しかも、日本を代表する名プレイヤーと、潤沢な資金と素晴らしいコースを所有する森ビルとのタッグは、今後のゴルフ界を変えていくかもしれません。


ヒルズゴルフのFBページはこちら↓

まだまだ問題はたくさんありますが。。。

韓国を始めとして、最近はタイなども、国をあげてゴルフ界をサポートしていると聞きます。

日本は、まだまだ個々の才能や努力に頼っている感があって、今回の畑岡奈紗さんのような存在に助けられている事をわかっているのかなと、ついつい思ってしまいます。

経済的に恵まれていない子どもたちでも世界を目指せるような、そして、もし途中で挫折してしてしまったとしても、再スタートできるような枠組みができればいいなと、色んな子を見てきて切に思ってしまうのです。

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