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月例競技って何?初めての月例完全ガイド

こんにちは、ライターのとやです。

はじめて会員権を手にして、ついに競技にデビューしてみようかな、と考える人もいるでしょう。

何を隠そう、ライターとやも最近月例競技デビューをしたばかり。

「月例競技って上手い人しか出ちゃいけないんじゃないの?」

「競技ってやり方とかルールが良くわからない」

という人のために月例競技って何? という疑問にお答えしちゃいます!

月例競技には申し込みをするだけで参加できる

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クラブの月例競技はハンディキャップに応じてクラス分けがされています。

自分のハンディキャップに応じて月例競技の参加クラスが決定するんですね。申し込み方法は各クラブで異なると思いますが、多くは電話などで参加の旨を伝えるだけでOK。

組み合わせなどはクラブ側で決めてもらえますし、友人と参加する場合は融通を効かせてくれるところもあるようです。

月例競技はプレーフィ+月例競技の参加費用がかかります。

参加費用も高額なわけではなく、大体1000~2000円程度が主流になっています。

月例に申し込みをしたら後はゴルフ場へ行くだけ!

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月例競技に電話や受付で申し込みをすれば、後は当日ゴルフ場へ行くだけです。何も難しいことはありません。

ただ他のメンバーさんと組み合わせになる関係で遅刻は厳禁!

遅くても30分前には受付を済ませておくといいでしょう。月例競技当日には、パッティンググリーンやアプローチ練習場、打撃練習場には、良い意味で「ピリッ」とした空気が流れています。

1時間くらい前にゴルフ場へ到着して、ショットの調子などのチェックをしておくと安心ですね。

月例競技参加の前にクラブの確認を!

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初めて月例に参加する人で注意したいのがバッグの中身です。

まずはクラブをチェックしてみましょう。

クラブの本数が14本を超えていないか、ルールに適合しないクラブは入っていないかなどをチェックするようにしてください。

万が一15本以上入っていた場合は、使わないクラブを車やロッカーに仕舞ってくるか、スタート前に同伴者に対して「このクラブは使いません」という旨の不使用宣言を忘れずに行いましょう。

また、普段はルールに適合しないドライバーなどを使っていて、いざ月例に初参加しようとするとついうっかりそれを忘れてしまうこともあります。

試合に慣れている人はいいのですが、そうではない方はぜひとも一度クラブの確認をしてみてください。

月例競技参加の前にボールは大丈夫?

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ゴルフクラブ以上にうっかり使ってしまいがちなのがボールです。

ゴルフボールには試合で使える公認球と呼ばれるものと、そうではない非公認球と呼ばれるものがあります。

どちらも値段が大きく変わるわけではなく、飛距離性能を追求したボールはゴルフ規則で定めるルールを逸脱しているものもありますので確認が必要になります。

公認球か非公認球かを確認するには、ボールのパッケージを見てみましょう。公認球であれば「公認球」と記載がされています。

公認球リストにも掲載されていますので、自身の使っているボールを一度見てみてはいかがでしょうか。

また、多くの競技では「1ボールルール」が採用されています。

これは、ボール1個でホールアウトしなければならない……ということではなく、同一のラウンドでは同じ種類のボールを使わなければならないというものです。

色違いでも別のボールと判断されますので注意しましょう。

その競技が1ボールルールを採用しているかどうかはスタート前に確認しましょう。

ボールにマークを付けておこう

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OBを打ってしまったりロストボールになってしまうケースは良くありますよね。そこで自分が打ったボールがわかるようにしておきましょう。

例えばボールに3つの点を付けておいたボールがOBになってしまった場合、新たに打ちなおす暫定球のボールは★印を付けておく、などです。

ボールには最初から数字が付いていますが、番号が重なってしまうこともあって自分だけのマークをボールに付けておくほうが安心です。

またこうした自分だけの印は、誤球を防ぐための1つの手段にもなります。ボールに必ず印を付けなければいけないわけではありませんが、月例への参加の際はぜひとも付けておくようにしましょう。

ニアレストポイントを素早く確実に設定できるように

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プライベートなゴルフではあまりきっちりやらない、カート道などからの救済のルールをしっかり覚えておくようにしましょう。

ニアレストポイントを設定して、決められた範囲内にドロップをするルールですね。

月例競技でもカート道にアドレスがかかってしまったり、排水口の蓋などにボールが乗って止まっていたりすることは頻繁に発生します。

こんな時、適当な場所へボールを出してしまってはいけません。あくまで競技ですのでルールに従ってボールをドロップしましょう。

カート道からの救済措置についてはこちらの記事をご覧ください。

あとは実力勝負! プレーファストを心掛けて

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競技が始まってさえしまえばあとは実力勝負です。

指定のティーからゴルフをいつも通りプレーするだけ。実力に応じてクラス分けがされている関係で、一番ハンディキャップ(HDCP)が大きなクラスでは、HDCP30前後の方もたくさんいらっしゃいます。

そのためスコアではグロス(実際のスコア)が100以上というスコアも普通にあり得ます。

なので「月例ってものすごくレベルが高いんじゃ……?」と思っている方は半分正解で半分間違いです。

一番上のクラスともなるとパープレー付近で回ってくる猛者たちが揃いますが、ハンディキャップの大きなクラスは100が切れないレベルでもプレーに支障がなければまったく問題なく出場できるんです。

競技ではスコアを自分で記入しない?

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ゴルフ場の競技によってまちまちですが、競技用のスコアカードには自分のスコアを記入するのではなく、マーカーという同伴競技者のスコアを付けていきます。

もちろん自分のスコアを記入する欄もありますので、そちらに自分のスコアも記入はしますが、マーカーになった同伴競技者のスコアも一緒に付けていきましょう。

スコアが合わないとアテストの時に大変なので、必ず毎ホールごとにスコアを確認するようにしてください。

スコアが合わない、といった事態を防ぐために、通常ゴルフ場で使われているスコアカードにみんなのスコアを付けて、最後に書き写すようにすると間違いが起こらないのでおすすめです。

ホールアウト後はアテストと閉会式

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いよいよホールアウトしたら、スコアにマーカーのサインをもらって、自分もサインをします。

そのスコアを提出したら残すは閉会式だけ。

ゴルフ場によって変わってきますが、商品券やカップなどがもらえるところもあります。

ハンディキャップがまだまだ大きな内は、ビッグスコアが狙える可能性もありますので、入賞の可能性も残されていますよ。

月例競技に参加してみよう

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時間の都合上なかなか月例には参加できていない、という方も多いのではないでしょうか。

しかし月例競技ともなると、普段のプライベートゴルフと少し違ったゴルフを楽しめるようになります。

スコアに対して皆さんがかなり貪欲なんですよね。

ティーショットでは、ドライバーを握らないとやんや言われてしまうプライベートゴルフと違い、ミスしても大ケガをしないように、というクラブ選択をしていきます。

スコアを出すためのゴルフが自然と身に付いてくるんですよね。

基本的には月例と言えど、いつも通りゴルフをプレーするだけ。

スコアを真剣に狙いに行く月例競技へ、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。