ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第166話】イメージ
金曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第166話です!
イメージって大事ですよ~。
目次
【第166話】イメージ
ゴルフってイメージ大事っす。
普通のアマチュアはショットやパットをするときに、どこにボールを打ちたいかってことは考えるんですが、なかなかどういう球筋でってのは考えないんじゃないでしょうかね。
目標方向に大きな木があったりして、ボールを曲げないとダメって時には球筋をイメージするけど、そういう時以外はけっこうボンヤリと「とりあえずあそこに打つ」くらいしか考えてないんじゃないのかな。
しっかりと球筋とかのイメージができているほうがスイングのイメージも出るし、結果的にいいショットになることも多いはず。
障害物があったりして、こういう球で打たないとグリーンに乗らないってことがハッキリしてるほうが結果が良いこと多くないですか?
パターも同じです。
パターではボールがどのくらいのスピードで転がっていくかってことがイメージできていないと、ラインも決まってこないんですよ。
速く転がれば曲がりは少なくなるし、遅いと曲がりやすいわけじゃないですか。
なので、素振りのときとかに、頭の中で一度ライン上にボールを転がしてみると、かなりイメージが出ると思うんです。
距離感だってボールが転がるスピードがイメージできると合わせやすい。
よく片山晋呉プロがグリーン上で下手投げでボールを転がすような動きをしているところを見かけますが、あれは手で転がした時にこのくらいのスピードで転がって、こういうふうに曲がって……ってイメージしているんだと思います。
で、そのイメージのままパットをする。
実際に練習グリーンでやってみれば分かると思いますが、手でボールを転がしてみるとけっこう距離感って合うもんなんです。
人間の感覚ってすごいな〜と思うわけですが、パターを持って打とうとするとその感覚がおかしくなっちゃたりするんですよね〜。
イメージと言えば、音も大事な要素です。
特にアプローチなんかは擬音で「スパっと打つ」とか「カツッと打つ」とか「ふわっと打つ」なんてのをイメージしながら打つと、けっこうスイングが変わって球筋も変わったりします。
スイングっていうのはここで腕がこう動いて、腰が回って、クラブヘッドが……なんて考えるよりも、打ちたい球をイメージして、感覚だけでスイングするっていうのを1ラウンドやってみると、新しい発見があるかもしれないですよ。
難しく考え過ぎてドツボにはまってる人って結構いたりしますからね。
責任は持てませんが〜。