ライフスタイル
おっ3
「もう一度一緒に回りたい!」と思われる愛されるマナーと、嫌われる行動・態度
『紳士のスポーツ』と言われるゴルフですが、時には残念な行動や態度を目にすることがあります。
紳士と淑女のスポーツに相応しい、愛されるマナーと嫌われる行動や態度について考えてみましょう。
挨拶!
朝、ゴルフ場に到着すると、スタッフがクルマからキャディバッグを降ろしてくれますよね。
その時に、スタッフに気持ち良く挨拶すると、ゴルフ場で過ごす1日は、気持ち良いスタートになると思います。
挨拶は、相手に対する敬意を表する行動ですが、自分自身に清々しさをもたらす効果もあると思います。
フロントでのチェックインから、同伴プレーヤー、あるいはキャディマスターやキャディに『おはようございます』『よろしくお願いします』と声をかけることで、その場の雰囲気は一気に打ち解けたものになります。
その結果、自分自身にとっても居心地の良い時間を過ごすきっかけを作ることができるのです。
愛されるゴルファーは、朗らかでスマートな挨拶から1日をスタートさせていると思います。
時間に余裕を!
ゴルフの時ばかりではなく、時間を守らない方って残念ながらいらっしゃいますよね。
打ち合わせや待ち合わせの時間も、『約束は破るためにあるもの』と考えているのかと思うほどいつも遅れる方がいます。
そんな方に対して『おっ3』は、以下のように考えてしまいます。
電車が遅れた→ギリギリで計算するからでしょう?
体調が悪くて→起床と同時にわかるんじゃない?
忘れ物を取りに戻った→事前準備悪過ぎ!
渋滞に巻き込まれた→ある程度読めるんじゃない?
家庭に事情→緊急案件以外は常に考えましょう!
自分の遅刻で迷惑をかけてしまうことを想定して、時間に余裕を持って行動すれば、避けられることと思うのです。
一番乗りして笑顔で仲間を迎えるくらいの余裕が欲しいですよね。
行動は機敏に!
スロープレーは、同伴プレーヤーをイライラさせるばかりではありません。
後続組の進行すべてに影響するため、ゴルフ場の運営そのものにも悪影響を及ぼしてしまいます。
たとえキャディ付きのラウンドでも、日本の場合はほとんどが1組に1人です。
プロのように専属であったり、ましてや帯同キャディーとのラウンドなどは、アマチュアの場合は想定できないことが一般的です。
となると、『自分のことは自分で!』という意識は絶対に必要と思います。
ホール・バイ・ホール、ショット間の移動は、キビキビと!
クラブはセルフと同様に、数本持ってショットに向かいましょう。そして、過剰な素振りは自粛しましょう。
雰囲気作り!
和気藹々(あいあい)とした楽しいラウンドを演出してくれるゴルファーは愛されますよね。
別に騒がしい訳でもないのに、気の利いたジョークや、タイミングの良い声掛け!
ミスした際、会心のショットの後、パターを決めたり外したりした時のフォロー、すべてに同伴プレーヤーの身になって雰囲気を作ってくれるゴルファーとは何度でもご一緒したくなります。
一方で、その逆のゴルファーも存在します。
自分のミスショットの後は、声を荒げたり、クラブを地面に叩きつけたり、キャディに当たり散らしたり……。
同伴プレーヤーのショットは見もしない、声も掛けない、ショットやパット以外の時にもコミュニケーションがない……。
もちろん数は少ないのですが、こんなゴルファーも実在しています。
せっかく1日を共にするのですから、良い雰囲気を率先して作り、朗らかな時間を共有したいものですよね。
ランチタイム!
ハーフターンのランチタイムは、ラウンドの合間の寛(くつろ)ぎの時間ですね。
クルマの運転がない方は、ビールなどのお好きなお酒を会話の潤滑剤にされる場合も多いのではないでしょうか?
フロントナインを振り返っての会話は楽しいものです。
ゴルフの話から、仕事の話や、昔馴染みの場合は思い出にまで話は広がり、テーブルを囲んだパーティーのような雰囲気になれば最高ですね。
が、しかし……。こんな場にも空気が読めないゴルファーは存在します。
延々と自慢話と言い訳を繰り返して独演会を展開する方、話の輪の中に入ろうとしない方、飲酒に歯止めがかからない方……。
ビジネス絡みのゴルフでももちろん、プライベートでもこの時間はとても大切です。
バックナインを充実のラウンドにするためにも、ランチタイムは栄養補給するだけではなく、良いコミュニケーションを取るように心掛けましょう。
19番ホール!
『おっ3』のラウンド後の楽しみは、何の反省もしない『反省会』と称した宴席です(笑)。
もちろん、そのために電車移動するか、クルマの相乗りでゴルフ場に向かった時だけに限ります。
ラウンドの後のお楽しみを『19番ホール』と総称することもありますよね。
この時にご一緒した方たちに与える印象によっては、次のお誘いはなくなることもあると思います。
それはナゼ?
ランチの時と同様、仲間との会話を楽しむのではなく、自分の話を聞いてもらうだけの方は、『次はないかなぁ』と残念な思いを持たれてしまうからです。
まとめ!
無理に愛されるゴルファーになろうとすることもないと思います。
常識的な行動を取り、相手(同伴プレーヤーやスタッフ)の立場に立った行動を取るだけで十分です。
ちょっと想像力を働かせたら、嫌われる行動や態度はおわかりになると思います。
どんなにカッと来ることがあっても、決してそんな行動や態度を取らずに自分を律することが肝要です。
そんな気持ちの在り方は、日常生活や仕事にも役立つと思います。
楽しいゴルファーは仕事もできる! そうありたいものですね。