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おっ3
スコアアップのコツ・ヒントがいっぱい!プロや上級者の歩き方を見習おう!
本来ゴルフは、『歩く』ことなくラウンドすることはできません。
カートを使わない場合は、どんなに少なくとも7キロ以上は歩くスポーツです。
プロや上級者は、この『歩く』という一つの作業も効率良く、スピーディーにこなしています。
また、この歩く時間を上手に活用しているようです。
これは見習わない手はありません!
歩く姿勢!
2019年のマスターズ・トーナメントで、初日にトップでスタートしたブルックス・ケプカ。
フェアウェイをゆったりと歩いている姿は自信に溢れています。そして、注目していただきたいのは、歩く姿勢です。
背筋が伸びて、胸は張り気味、視線はやや上向きでしょうか!
股関節を支点前に蹴り出した足は、踵(かかと)から地面に着いて、横から見ると、一瞬足から頭まで一直線になるような姿勢です。
腕は肩からぶら下がるように脱力して、自然に振られています。
我々は、ミスショットしては下を向き、肩を前に出し、猫背になり……。
お気付きでしょうか?
アドレスに入る前に、歩く時の姿勢の悪さがスイングを壊してしまっていることを!
ショットの合間、歩く時の姿勢からスイングは始まっているのかもしれませんね。
プロは歩くのが速い!
昨年11月23日、賞金900万ドルを賭けて行われた、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンによるエキシビションマッチ!
タイガー・ウッズは身長185センチ、一方フィル・ミケルソンは191センチです。
二人は談笑しながら悠然と歩いていますが、ちょっと足元を見てください。歩幅がとても大きいことに注目です!
身長の高さは真似できませんが『大股に歩く』ことは真似できます。
姿勢よく、かつ大股で歩くと、大きな筋肉をバランスよく使います。結果的に、歩くスピードが上がります。
また、ショットの際に使う筋肉を常に暖めることにもつながります。
ショット・パットの精度が高く、打数が少ないことだけが、プロのラウンドに要する時間が短い理由ではありません。
トータル7000ヤードを超える18ホールを3時間前後で回るのが、現代の一般的な男子プロゴルファーです。
ショットやパットのルーティーンを守るためにも、移動はとても速く、効率的です。
状況把握と攻め方を考える時間!
にこやかにグリーンに向かうアダム・スコット。
しかし、この時間を活用してグリーンの形状や芝目、大きな山の影響や、ウォーターハザードの有無、グリーン周りの環境を隈なく観察していると思います。
カート利用で、グリーン脇から『はい、ひょっこりはん』するよりも、こうしてキビキビと歩きながら『状況把握』と『攻め方を考える』ほうが成功の可能性は高まると思います。
また、自分自身が状況判断するための『引き出し』も増えます。
カートでスイスイのゴルフも楽チンで快適ですが、時には、本来のスタイルでゴルフの原点に立ち返り、『歩く』ことから自身のゴルフを見直してみるのも一興と思います。