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もーりー
ミケルソンがお手本!臨機応変にクラブセッティングを変えてみる?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
以前の記事でタイガー・ウッズが20年以上クラブの基本構成(クラブセッティング)を変えていないことをご紹介しました。
このタイガーの“グレート・ワンパターン”の対極にいるのが、タイガーの一番の好敵手であるフィル・ミケルソンではないでしょうか。
取捨選択のプロフェッショナル
まずミケルソンのウェッジのクラブセッティングですが、基本はピッチングウェッジ(PW)の下にロフト角が56度、60度、64度の3本のウェッジで構成されています。
64度のロブウェッジを入れているところは、彼の代名詞でもあるロブショットには欠かせないということなのでしょう。
ただPW、56度、60度の組合わせはタイガーと同じ。
しかしタイガーのPWのロフトが52度で、アイアンとウェッジのロフトピッチは4~5度刻みなのに対して、ミケルソンのPWは一般的なプロゴルファーと同じ48度前後。
ミケルソンの場合はPWとウェッジのロフト角の差が8度以上(2番手分)空いてるのです。
これだと100~130ヤードくらいのフルショットをカバーできないはずです。
しかしミケルソンは自身が100~135ヤードの距離のショットをほとんど打つことがないのをわかっていて、その距離はコントロールショットでカバーして、その分100ヤード以内やグリーン周りに使うクラブを厚くしているのです。
タイガーが基本に忠実なのに対して、ミケルソンはそのときの自分に必要か必要じゃないかの取捨選択をする。
アメリカツアーのレジェンド2人がまったく考え方が真逆なのも面白いですね。
コースセッティングに合わせてクラブも変える
ですから、ミケルソンは過去にも世間をあっと言わせるようなクラブセッティングを披露してきました。
2007年は2本のドライバー(ドロー用とフェード用)を駆使するという離れ業でマスターズを制覇しました。
そうかと思えば2013年はドライバーをバッグから外して、PW、52度、56度、60度、64度の5本ウェッジ体制で全英オープンで優勝。
その他にも56度を抜いて52度をセッティングしたり、ドライバーの代わりにディープフェースのドライビングフェアウェイウッドを使ったこともあります。
コースセッティングや自身の調子に合わせた最良のクラブをその都度選択する。
そんな柔軟な発想がミケルソンの魅力なのかもしれませんね!
14本のクラブ選びを楽しむ
いかがだったでしょうか。
ゴルフはパターを含めて最大14本のクラブをセッティングできます。
ミケルソンのような大胆なクラブチョイスはできないにしても、風の強い日にユーティリティーを抜く代わりに4番や5番アイアンを入れるなど、コースに合わせてクラブセッティングを変えるだけでスコアが良くなるかもしれませんよ。
パットが苦手なら、ほとんど使わないフェアウェイウッドを1本外して、ロングパット用とショートパット用のパターを2本入れておくなんていう思い切ったことをするのも面白いと思うのは私だけでしょうか (^o^;) 。
クラブ選びでスコアも変わる!
気になった方はさっそくご自分のクラブセッティングをチェックしてみてください。
それでは、また♪