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ギア猿

Gridge編集部

お待たせしました!9月の『ギア猿』は人気企画、第4回アッツい人選手権!Gridge編集長が審査員で登場!

今月の『ギア猿』は、第4回『アッツい人選手権』! 実に約1年半ぶりの開催となりました。

改めて説明すると、この『アッツい人選手権』とは、ゴルフが大好き過ぎるアッツい人が、クラブや練習器具、コースで使える小物など、自作のギアをアッツくプレゼンする大会です。

過去3回自作の練習器具を携えて登場したGridge編集長ですが、今回はなんと審査員として参加しました!

果たして、どんな名作・珍発明が飛び出したのでしょうか?

記事では紹介しませんが、放送ではGridge編集長の考えたグッズも“エキシビション”として紹介していますよ!

グリーン上で意外と忘れがちな“アレ”を常に携帯できる

さいたま市から来た小池和正さんが持ってきたのは、「ゴルフボールふきタオルストラップ」。

短めのストラップの両側にクリップが装着されており、パターカバーとボール拭きタオルを両側に留めておくことで、グリーン上でいつでもボールを拭くことができます。

また、タオルやパターカバー以外にも、グローブなどをキャディバッグにぶら下げるなど、使い方は自由です。

判定は「1.5アッツい」でした。

ネット販売もしていますので、気になる方は下記リンク先からご購入ください。

ピッチマーク直しがこれ1本でOK!

こちらもさいたま市から来た小林大三さんが持ってきたのは、「スライドプレート付きグリーンフォーク」。

最近セルフプレーが増えたことによってピッチマークが多数放置されていることに悩んでいたという小林さん。

そこで、パターを使わなくてもグリーン面を平らに均せる、スライドするプレートを取り付けたグリーンフォークを開発したそうです。

なんと、修復されずに乾いてしまったピッチマーク用に、反対側にスプレーを装着したバージョンも開発していました。

販売はしていませんが、特許も出願済みとのこと。

判定は「3アッツい」でした!

トリックショットアーティストの仕事道具!?

3人目も埼玉県からやってきた、益田紫水さん。なんと職業、“トリックショットアーティスト”とのこと。ゴルフインストラクターをするかたわら、インスタグラムでトリックショットを披露されています。

そんな益田さんが持ってきたのが、「どこでもマスダパター」。

シャフト部分が伸縮することでコンパクトになり、携帯に便利になっています。

しかも、芯で打たないとヘッドが回転してしまうという仕様になっているため、練習器具にもなります。

同様に伸縮するアイアンも持ってきてくれました。

判定は「2アッツい」でした。

天然石、名入りのオリジナル木製マーカー

4人目は、神奈川県からやってきた水野範幸さん。持ってきたのは、「ウッドゴルフマーカー」。

1枚の木の板から切り出して制作されていて、天然石を埋め込んだり、名前の刻印ができるようになっています。

印刷関係が本業ということで、レーザー加工の豊富なノウハウを生かして今回のマーカーの制作に至ったとのこと。

判定は「1.5アッツい」でした。

以下のサイトで販売しています。

自分で開発した練習グッズで368ヤードを達成!

5人目は大学ゴルフ部に在籍中という堀田雅風さん(愛知県)。プロを目指して研修先を探しているそうです。

そんな堀田さんが持ってきたのが、「たおれるくん」。

金属の板が折り曲げられており、右足で踏んでスイングし、かかとが上がると音が鳴る仕組みになっています。

堀田さんが高校生のときに「打つ前にかかとが上がる選手がいない」ことに気が付き、このグッズを開発したそうです。

そしてなんと堀田さん、このグッズを開発した1年後にドラコンの大会に出場して368ヤードの記録をたたき出しました。

判定は「3アッツい」でした!

傾斜からのショット練習が手軽に!

6人目は、大阪府からやってきた大工孝博さん。持ってきたのは、持ち運びが簡単な「ゴルフ傾斜台マット」。

ポイントは、折りたたんで持ち運べること。

これまで市販されている傾斜マットは、価格も高価で、重量も重く、持ち運びが困難でした。

このグッズは、通常8キロくらいある傾斜マットを3キロ弱にまで軽量化し、持ち運びを簡単にしています。

大工さんはこれで練習して、100前後のスコアが70台にまでアップしたそうです!

判定は「3アッツい」でした!

以下のサイトから購入可能です。

家の中でもスライスライン、フックラインの練習ができる!?

7人目は、山形県から来た“タイでプロゴルファーを目指す(?)”今村恒さん。

前回、カーリングとパターマットを融合させた「パターリングマット」で華丸賞を受賞した今村さんが持ってきたのが、「99%パットシール」。

小さな円状の鉛シールをボールに貼ってボールを“偏芯”させることで、家の中でもスライスやフックといった曲がるラインのパット練習ができるというグッズです。

「コースのグリーンには2メートルの真っすぐはほとんどない。99%は曲がるラインだ」とのことからこの名称となっています。

サイズは10ミリ、12ミリ、14ミリの3サイズあり、一番大きい14ミリをボールに添付した場合、2メートルで約3カップほど切れると言います。

判定は「1.5アッツい」でした。

購入は以下のサイトから。

一家に1部屋!?コンテナ型シミュレーションゴルフベース

最後に中継で登場した西尾孝弘さんが開発したのが「G_BASE」。なんと、コンテナ型の個室シミュレーション環境です。

食品のマーケティング会社を経営する西尾さん、全日本小学生ゴルフトーナメントに協賛した際、北海道の選手の親たちから「子供たちの練習環境が悪過ぎるから何とかしてほしい」という声が寄せられたそうです。

それから10年、雪で練習やラウンドもママならない雪国の人たちが、冬季でも存分に練習ができるようにと開発したのが、この「G_BASE」だそうです。

そしてなんと、この個室、折りたたんで移動することも可能。

気になるお値段は内装込みで750万円とのことです。

判定は「2アッツい」でした。

お問い合わせは以下のサイトからどうぞ。

気になる各賞の行方は?

全8アイテムのエントリーとなった今回の『アッツい人選手権』。

各賞は以下の通りとなりました。

芥川賞:「たおれるくん」(堀田雅風さん)
鹿又賞:「G_BASE」(西尾孝弘さん)
華丸賞:「ゴルフ傾斜台マット」(大工孝博さん)

今回も大盛り上がりとなった『アッツい人選手権』。気になるグッズはあったでしょうか。もしかしたらあなたも何か発明したくなってませんか?

次回の開催もお楽しみに!

今月の放送予定は以下の公式サイトでご確認ください!