Gride

gettyimages/1131339377
getty

ゴルフコース・練習場

亜月

冬のゴルフは海外で!毎年多くの人が訪れるタイの魅力とは?

日本が厳しい冬を迎えると、「年末で打ち納めしたら次は4月だな」とか、「冬の間は寒いからスノーボードに切り替える」とか言っている人、暖かい国に抜け出して、思う存分ゴルフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

「ゴルフ天国」と言われるタイは、まさに日本の冬の時期にゴルフを目的として、旅行するのにピッタリな国なんです。

毎年、多くの人がタイを訪れて楽しんでいるのです。そんなタイの魅力を見てみましょう。

「ゴルフ天国」タイ

getty

タイは「微笑みの国」と言われているのを聞いたことがあると思いますが、同時に「ゴルフ天国」でもあります。

首都バンコクを中心に、ゴルフコースは約250箇所! ほとんどのコースが首都から約1時間以内で訪れることができ、移動にストレスがありません。

首都に近いゴルフ場の地形は平坦で、ほとんどがフラットなコースとなるため、初心者ゴルファーにも回りやすいやさしいコースも多いです。コースに起伏がない分、難易度の高いコースには池が配置されており、どんな戦略を立てるかがコース攻略の鍵となります。

ナイスショットのつもりが池に入ってしまっていたということもよくありますので、ボールをたくさん持っていくのと、現地のキャディさんのアドバイスをよく参考にしてプレーするようにしてください。

日本からタイまでは約6時間。時差は約2時間ほどしかなく、時差による身体的な負担はほとんどかかりません。

タイのベストシーズンはいつ?

getty

タイの季節は、日本の春夏秋冬とは違い、乾季、暑季、雨季という3つに分かれています。

11月~2月の、日本の寒い時期は乾季。この時期はほとんど雨が降らず、気温も日本の5月並みの暖かさ。一年でもっとも過ごしやすい季節です。この時期がゴルフのベストシーズンとなり、日本からの渡航客も多く、一番混雑する時期になります。

3月~6月は暑季です。気温が日本でいう7月くらいまで上がるため、日中のゴルフは適しません。万全の暑さ対策が必要となります。

朝早いスタートであれば、最高気温に達する前に1ラウンド終えることができます。ときどきスコールに見舞われるため、雨に対しても注意が必要となります。

7月~10月は雨季です。その名の通り、ほぼ毎日雨が降ります。しかし、これも一日中降り続いているわけではなく、30~60分の短い時間で降り止むことがほとんどです。

タイのゴルフ場は防水・排水対策がしっかりと取られているため、雨が止むのを待ってゴルフを楽しむ人もいます。

プレー代はどれくらい?

getty

タイのゴルフ場で支払うプレー代は、実際いくらくらいなのでしょう?

日本と同じく、平日と休日で値段が少しずつ違い、休日のほうが割高にはなっています。タイの通貨は「バーツ」で、2020年2月現在のレートでは、1バーツは日本円で3.51円です。

ほとんどのコースは誰でもプレーすることができますが、一部の名門コースでは、会員の同伴が必要なところもあります。

プレーにかかる費用の相場は、休日で、グリーンフィ3000バーツ~5000バーツほど。日本円にして、約1万円~1万7000円ほどです。これが平日となると、1500~2000バーツ、日本円で5000円~7000円ほどとなります。

グリーンフィ以外にも、キャディフィと、使う場合はカートフィが発生します。

日本で支払うゴルフ場利用税はありません。キャディフィーは大体250~500バーツ(800円~1800円)、カートフィは700~1000バーツ(2500円~3500円)が大体の相場です。

キャディさんは一人に一人!

getty

タイゴルフで思うイメージの中に、キャディさんが一人に一人付く、と挙げる人も多いと思います。セルフが主流になりつつある日本では見慣れない光景ですが、タイではこれが当たり前。

カートの運転はもちろん、クラブの持ち運び、バンカーならし、グリーン上でのライン読み、果ては日傘まで差してくれます。初めてタイでゴルフをした日本人は、王様気分を味わうことができます。

初めて行ったゴルフ場で付いてくれたキャディさんが気に入った場合は、そのキャディさんと電話番号などを交換し、以降指名することが可能になります。

プレーをした後には、キャディさんにチップを渡す習慣があります。このチップにも相場が存在し、大体500バーツ(1500円)ほどです。

ラウンド後はタイ古式マッサージで疲労回復

getty

思う存分ゴルフを楽しんだあとは、本場のタイ古式マッサージで、身体の疲労回復を図りましょう。

タイ古式マッサージは「二人でするヨガ」とも呼ばれており、まず下半身から全身の巡りを良くしたあと、それぞれの部位へアプローチし、緩ませます。

筋肉を緩ませることで、疲労回復効果だけでなく、リラックス効果や、集中力も養うことができます。また、ラウンドや日常生活で歪んでしまった身体を、良いバランスに戻す手伝いもできます。

タイ古式マッサージは深い呼吸とともに行う施術ですので、リズムを大切にするゴルフにとっても、良い影響が得られるでしょう。

寒い冬はゴルフをやらないという人も、ベストシーズンの中でタイゴルフを楽しんでみてください!