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「東京よみうりの18番を疑似体験!?」千葉よみうりカントリークラブ"コース紹介・新シリーズ第23回"

11月に東京よみうりカントリークラブをラウンドする機会がありました。

ゴルフ日本シリーズJTカップの2週間前で、とても速いグリーンを体験し、そのすごさと、有名なドラマが起きる18番など名物ホールをご紹介しました。

今回は、この東京よみうりカントリークラブの18番グリーンと、そっくりのショートホールがあり、東京よみうりカントリークラブの18番を体験できるとことを売りにしている「千葉よみうりカントリークラブ」をご紹介します。

コース誕生とその概要!

「千葉よみうりカントリークラブ」は、1978年(昭和53年)に開場しました。

現在メンバーコースが多いゴルフ場の中では珍しい、パブリック制のコースです。

コースの所在地は、日本で最も多くのゴルフ場が多い市町村と言われている、千葉県市原市です。

東京都内から東京湾アクアラインを利用すれば1時間程度で行ける至近距離のゴルフ場です。

クラブハウスは、質素な造りながら、機能的にできています!

クラブハウスは、決して華美ではなく、質素な造りとなっています。また、受付を含むフロント周りはとてもコンパクトで、フロント前からロッカールーム、2階レストランは迷うことなく進んで行けます。

また、メンバーコースではないため、受付がメンバー・ビジターの区分がなくスムーズにできます。

最近増えている自動精算機が設置されており、チェックアウトもストレスなく済ますことができました。

レストランは明るい雰囲気で、食事もおいしい!

受付前の階段を上がると、2階にレストランがあります。とても明るい雰囲気のレストランで、全体の感じが開放的であると同時に、天井の照明がとても明るく感じました。

この照明の明るさが、レストラン全体の雰囲気を出していると思います。

メニューにはおいしそうな料理が並んでいます。どれも食欲をそそる内容で、頼んでみたいメニューでした。

今日も定番のカレーライスをオーダーしようかなと思いましたが、昼食付ということもあり、今回は「ヒレカツ煮御膳」をオーダーしました。醤油ダレと卵でとじたアツアツのヒレカツ煮でした。

この料理が久しぶりだったこともあり、とてもおいしくいただきました。味は濃いと思いましたが、私は濃い味が好きなので、満足できるメニューでした!

今日もご馳走様でした!

練習場は鳥かごですが、隣接してアプローチの練習場も完備しています。

クラブハウスから右手に少し歩いて行くと、鳥かごの練習場があります。距離はありませんが、ボールは、ロストボールのコース球です。

この鳥かごの練習場の隣に、アプローチの練習場があります。素晴らしくはありませんが、ちょっとしたアプローチの練習はできると思います。

パブリックコースであることを考えれば、このアプローチ練習場は上等でしょう!

コース概要!

コースは、房総半島の丘陵にあり、山の上にクラブハウスがあるので、アウト・イン共に、スタートから打ち下ろして行って、最後に打ち上げて来る造りになっています。

途中のアップダウンは、それほど急ではありませんが、コースは打ち上げや打ち下ろしが続きます。

グリーンはベントの2グリーン制です。ほぼ、日毎に使用グリーンが変わります。

この日は、B+グリーン使用でブルーティーを使用しました。

使用グリーンにより距離には若干差があり、Aグリーンのブルーティーはトータル6142ヤード、Bグリーンに18番のみAグリーンを使用するB+の場合は6001ヤードです。

アウトコースは、スタートから狭い! 正確なショットが必要なホールが続く!

アウトコースは、ブルーティー使用で、Aグリーン3039ヤード、Bグリーン2980ヤード、B+グリーン2980ヤードです。

距離は短く、400ヤードを超えるミドルホールはありません。しかし、距離が短い分、各ホールは狭いところがあり、ピンポイントでのショットが求められます。

アウトコースでは、スタートの1番が打ち下ろしですが、378ヤードのミドルホール(パー4)でHD(ハンディキャップ)3です。ティーショットの狙いが狭く、2打目は打ち上げになり、距離感がとても大事なホールです。

また、5番ミドルホールはHD1のホールです。距離は364ヤードと長くはありませんが、打ち下ろしで2打目が難しいホールです。無理をせずに、手前から攻めて、寄せワンでもOKという気持ちでいきましょう!

インコースも、狭いホールが続き、無理ができない!

インコースは、ブルーティー使用で、Aグリーン3103ヤード、Bグリーン2981ヤード、B+3021ヤードです。

アウトコースと同様に、それほど距離は長くありませんが、打ち下ろし、打ち上げ、狭いドッグレッグと、なかなか手強いホールが続きます。

インコースでは、スタートの10番ロングホール(パー5)がHD4ですが、ティーグラウンドに立つと、狙い所が狭いので、プレッシャーがかかります。3打目はやや左に打って、グリーンを狙いますが、左はOBが続くので注意が必要です。

13番ミドルホールは、355ヤードでHD2のホールです。フェアウェイは比較的広いのですが、2打目は強烈な打ち上げで、距離感がとても難しく、さらにグリーンの傾斜が強いために、下からでもパットがとても難しいです。

乗っただけでは、安心できないホールです!

最終18番で、東京よみうりカントリークラブの18番を体験しました!

インコースの最終18番は、千葉よみうりカントリークラブの名物ホールです。そのうたい文句が、東京よみうりカントリークラブの名物ホール18番ショートを体験できるというものです。

距離、景観などは、東京よみうりカントリークラブに似ています。

距離は、ブルーティーで202ヤードです。やや打ち上げがあり、花道からグリーンが上りなので、実距離はもう少し長いかもしれません。この日は、強いアゲンストの風で、ドライバーでも厳しい条件でした。

東京よみうりの18番と同じように、グリーンの傾斜が強く、手前から攻めないとスコアを崩します。左右の横からのアプローチは強烈に切れますし、上からは止まりません。

手前から攻めて、下からのパットが定石です。ボギーでも良しという気持ちなら、比較的攻めやすいと思います。

最後に、東京よみうりと同じ18番ホールを擬似体験して、ラウンドを終わりました。距離は短いですが、決して簡単ではないコースで、楽しいラウンドになりました!