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Gridge編集部

ブリヂストンスポーツ株式会社より待望の新製品登場!  ツアーモデルBシリーズ『241CB・242CB+ アイアン』『BITING SPIN(バイティングスピン)』ウェッジ 

こんにちわ。
編集部のIです!

今回は9月6日に発売されるブリヂストンゴルフの新製品試打ラウンドにお邪魔してきました。
アイアン、ウェッジ、パター、ボールと盛りだくさんの内容のため、前編と後編に分けてお届けをします。

まず前編では新アイアンと新ウェッジの情報をお届けします。

ツアーモデルBシリーズ『241CB・242CB+ 』アイアン

まずは新アイアン2種からお届けします。
今回新たに発表されたのは、ツアープロからの要求に応えた本格軟鉄鍛造キャビティアイアンの『241CB』、そしてセミラージサイズの軟鉄鍛造キャビティアイアンの『242CB+』です。

嬉しいことにまた市原ゴルフクラブ市原コースにて6ホールラウンドの機会も設けていただきました。
芝生の上から打てるぞ〜〜! やった〜!


アイアン設計の三大要素を、さらにブラッシュアップ!

今製品のキーワードは 『打感・顔・抜けを追求した快芯の鍛造』。
前作の『221CB・222CB+』から、このアイアン設計の三大要素により磨きをかけた製品に仕上がっているとのことです。

早速芝生の上から『241CB』を打たせていただきました。

『何これ?! 超気持ちいい‼』

前作よりたしかに磨き上げられていました!
まさに軟鉄鍛造ならでは、まさに“快芯”のフィーリング、ずっと打っていたいほどに気持ちの良い打感を感じます。これはバックフェースの打点部分を厚肉化させたことによる恩恵でしょうか。
また、打点部分に厚みを持たせたことにより、デザインも前作より大きく変わり所有感を感じさせてくれました。

構えた顔はというと、王道イケメンど真ん中! 端正でキリッとしており、イメージ通りの弾道が打てそうです!
トップブレードは、ブレードアイアンほど薄くはありません。かといってボテっとした感じもなく、程よい薄さです。
ヘッドサイズもコンパクトで、芝生の上から打つと抜け感の良さがわかります。夏のラフからの抜けも心配せずに済みそうです。

左が『241CB』 右が『242CB+』です。
皆さん写真でソール形状の違いがわかるでしょうか。

左側『241CB』はリーディングエッジとトレーディングエッジが落ちている『3面カットソール』となっており、ターフを多くとるダウンブローショット時に抜群の抜けを提供してくれます。

右側『242CB+』はラウンドソールになっており、ソールを滑らせてクリーンに打つゴルファーに向いています。


『242CB+ アイアン』にはインナーポケット構造をプラス! 

ラウンド後に『242CB+』のヘッド内部構造を見せていただきました。
『242CB+』は軟鉄鍛造の打感のやわらかさに少し弾き感をプラスするため、『リブ+インナーポケット構造』を採用しています。
これにより約20gの余剰重量(#7)が生まれ、安定性の高いショットをもたらせてくれます。

さらに4番、5番アイアンはソールにタングステンウェイトが埋め込まれており、より球が上がるような設計になっています。
コース内で『242CB+』の5番アイアンを打った時に「球が上がるぞ!」と思っていましたが、構造にこんなカラクリがあったのには驚きです!


新ウェッジ 『BITING SPIN(バイティングスピン)』!

続いては、新ウェッジ『BITING SPIN』です。
ツアープロからのフィードバックを取り入れた、ツアーウェッジとなります。

こちらも前作のウェッジからデザインが大きく変わり、所有感は抜群!
バックフェースがブレード側に厚みを持たせた逆テーパー形状になっており、よりスピン性能が高まるデザインになっています。

さらに大きな特徴は、このフェースにあります。
このフェース、ノーメッキに見えますよね?
実はノーメッキの風合いに見えるメッキ加工となっています。
「なんだ、メッキならスピンかからないじゃん!」と思ったそこのあなた!
安心してください。 超絶スピンかかります!

その秘密は新開発の『BITING SPIN Ⅸ MILLING』にあります。
摩擦力と排水性の向上、そしてドライ/ウェット時の状態でも実戦力の強化を追求した縦溝(Iの字)と斜め溝(Xの字)を組み合わせたデザインです。

まさに『接点の科学』!
この構造により排水性が高められ、あらゆる悪条件下でも変わらないスピン性能を維持できるとのこと。
マシンテストにおいてはウェット時のスピン量が59%もアップしたそうです。 

前編はここまで!
後編ではパターとボールについてご紹介いたします。
お楽しみに!