初心者
もーりー
ドロップしたボールがバンカーに転がったら・・・勘違いしやすい『ゴルフルール』【第5回】
皆さんゴルフを楽しんでいますか!
こんにちは、ライターのもーりーです。
今回は勘違いしやすい『ゴルフルール』の第5弾です。
※ルール改正などで内容が変更になることがあります。
ドロップに関するルール(1)
今回は『ドロップ』に関するルールから。
救済やペナルティ時の際に行うわけですが、いろんなケースがあり、ややこしいですよね。
アクション①
正しいドロップをしたが、ボールが地面に落ちてからバンカーに転がり込んだ。
この場合は、無罰で再ドロップとなります。
ドロップしたボールが2クラブ以上離れたらところまで転がったら再ドロップ、というのはご存じの方は多いと思いますが、以下の場合も再ドロップとなります。
・ボールがニアレスポイントよりも元の場所に近づいて止まった
・ボールがOBゾーンもしくはハザードに転がり込んだ
バンカーはハザードですので、再ドロップが摘要されるということですね。
ドロップに関するルール(2)
アクション②
よいライにボールを落とすべく、腰を折ったりそっくり返ってドロップした。
アクション③
ドロップしたボールがプレーヤー自身に当たった。
これらの場合も無罰で再ドロップとなります。
②に関しては、少なくとも2018年いっぱいまでは『真っ直ぐに立ち肩の高さに腕を伸ばして球を落とす』のが、正しいドロップの方法です。
(2019年からルール改正でドロップの方法が変わる可能性が非常に高いので、変更があった場合は新しいルールに合わせてドロップしましょう)
③については、ボールが直接当たる、もしくは地面に跳ね返って当たる場合の両方とも無罰で再ドロップです。
また、プレーヤー自身だけでなく、クラブ・携行品・キャディーに当たった場合も無罰で再ドロップとなります。
レーキは“動かせる障害物”
アクション④
レーキ(バンカーならし)を動かしていたらボールに当てて動かしてしまった。
バンカーのまわりに無造作に置かれていることの多いレーキ。
そのそばにボールが止まっていることってけっこう多いです。
レーキは“動かせる障害物”です。
レーキが邪魔になってボールが打てない場合は無罰で取り除く(移動する)ことができます。
動かしている途中にレーキをボールに当てて動かしてしまった場合は、ボールを元の場所にリプレースして無罰でプレー再開となります。
レーキは動かせますから、救済処置(ボールをニアレスポイントから1クラブレングス以内にドロップ)でのプレー再開をしないようにしましょう。